企画展「シリーズ熊野のお祭り 御浜町と阿田和神社例大祭 」

■開催日時

平成27年5月23日(土)~ 7月5日(日) 9時00分~17時00分
*期間中無休

■開催場所

三重県立熊野古道センター 展示棟企画展示室(向井)

■内容

尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターでは平成23年より5ヶ年かけて東紀州地域に伝わるお祭りや伝統行事を紹介する企画シリーズ「シリーズ熊野のお祭り」を展開しています。過去の「紀北町の関船祭り」、「紀宝町と御船祭り」、「尾鷲ヤーヤ祭り」、「熊野市と木本まつり」に次ぐ第5弾の今回は、御浜町の「阿田和神社例大祭」を紹介します。三重県のほぼ南端に位置する御浜町は、一年を通して温暖で、農林水産業特に柑橘栽培を主幹産業とする人口1万人弱の町です。また紀伊山地を背に雄大な熊野灘に面し、「21世紀に残したい日本の自然百選」などに選ばれている美しい浜辺七里御浜海岸が広がっています。 この御浜町阿田和地区には、農業と商業の神として知られる阿田和神社が鎮座し、天兒屋根命(アメノコヤネノミコト)や譽田別命(ホンダワケノミコト)をはじめ七つの神が祀られています。阿田和神社では、豊作や豊漁とともに地域平穏を祈願するための例大祭が春と秋の2回開催され、神輿の練りや獅子舞い奉納、子ども相撲が盛大に行われます。康治2年(1143)、阿田和の産土神として祀られたのがはじまりという阿田和神社は、それ以来850年以上にもわたり祭事が開催されてきました。
本企画展では、歴史ある阿田和神社例大祭の紹介をはじめ、御浜町の自然、産業など見どころ・魅力を展示紹介します。