三重テレビ『ハピ3!』2015年6月6日放送

多気郡明和町の国指定天然記念物『ハナショウブ群落』と『斎王まつり』!
明和町の町花、ハナショウブの別名は5月下旬から6月上旬が見頃です!!
鮮やかな斎王まつりも必見ですよ!

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今回はハナショウブが自慢の明和町から!
特派員は045号、明和町のイメージキャラクター『めい姫』です!
斎王と斎宮をずっと見てきた『ノハナショウブ』が、斎王に憧れ続けるうちに『めい姫』になったと言われています。

 

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「明和町では6月になると国指定天然記念物の『ノハナショウブ』が咲き、7日(日)には『斎王まつり』が開催されるのじゃ!
この厳かに開催される『斎王まつり』と、素敵な『ノハナショウブ』を紹介してほしいのじゃ!」

 

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というわけで、まずは『ノハナショウブ』とはどんな花なのかを知るため、『斎宮のハナショウブ群落』へ。
明和町斎宮跡・文化観光課の山本歩美さんにお話を聞きました。

「ハナショウブは明和町の町花で、別名『ドンドバナ』と言われています。
江戸時代はこのあたり群生し、開花時期には紫の雲がたなびくように大変美しい眺めで、伊勢参宮に訪れるお客さんの目を喜ばせたと、古書に記されています」

 

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斎宮に群生するショウブは、現在栽培されているハナショウブの原種。
平野に群生しているものは珍しく、国の天然記念物に指定されています。

見頃は5月下旬〜6月上旬。
約3000株のノハナショウブが咲き誇ります。

 

●斎王のハナショウブ群落
開花時期 5月下旬〜6月上旬
場所 明和町斎宮
お問合せ 0596-52-7126(明和町役場 斎宮跡・文化観光課)

 

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植栽されたノハナショウブは、いつきのみや歴史体験館前の『斎王歴史ロマン広場』でも鑑賞することが可能です。

 

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そして、もうひとつの見どころ『斎王まつり』についてお聞きするために、『斎王歴史博物館』へ。
明和町観光協会の大平みさきさんに、祭りについてお聞きしました。

「斎王とは、天皇が即位するたびに選ばれた、伊勢神宮に仕える女性皇族のこと。この制度は7世紀後半からおよそ、660年間続きました」
『斎王まつり』は明和町で毎年6月の第1土・日曜日に行われる、斎王を称えるお祭りです。
斎王や京の都から斎宮に向かう斎王と、その従者たちが平安時代の衣装を着て群行いたします」

 

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祭りで行われる斎王群行は、斎王や従者など合わせて120人ほど!
当日は13:00から『禊の義』を行い、『上園芝生ひろば』から『斎王歴史博物館』までを練り歩きます。

 

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他にもアトラクションや斎王市をなど、楽しい催し物がたくさんありますので、ぜひお越しくださいね!

 

●斎王まつり
開催日時 平成27年6月7日(日)雨天中止
     禊の義・斎王群行 13:00〜15:00
     斎王市・アトラクション 10:00〜15:00
お問合せ 0596-52-0054(斎王まつり実行委員会)