三重テレビ「ハッピー!エコCUTE」2011月5月14日&21日放送

蓄音機って知ってますか?
実は亀山市の関宿に蓄音機の音色を楽しめるお店があるというのでさっそく行ってみました。

楽聴館さんはステキな洋館。
中にはたくさんの蓄音機が並んでいました。

ご案内していただいたのは、楽聴館の館主である服部豊光さん。

服部さんはアンティーク店で蓄音機に出会い、その音に魅了されたといいます。

少しずつ蓄音機とレコードを収集し、現在では30台ほどの蓄音機を所有。
蓄音機文化の保存と伝承、さらに文化的環境のあり方のひとつの提案として「蓄音機 集い・出前の楽聴館」を開館しました。

所有する蓄音機の中には100年ほど前のものもあるそうですが、すべて実際に聴くことができます。

では実際に聞かせていただきましょうか。
レトロな音色です。

お年寄りの方は、この蓄音機から流れる音楽を聞いて涙を流される人もいるとか。

こちら「楽聴館」では、前もって希望のジャンルを聞き、それに沿って楽しむ「貸切コース」や、公民館や学校などへ出向く「出前コース」、さらに「プレゼンター・コース」「ミニ鑑賞会」などを用意。多くの人に蓄音機の魅力を伝えています。

蓄音機の魅力。
それは、当時の音がそのまま閉じ込められているような気がするから、と服部さんは言います。

電気も使わずエコ。
だから庭でも山の上でも外でも演奏できます。

というわけで、さっそく楽聴館さんの裏庭へ。
そこは鳥がたくさんいることから、楽しい鳥の森・・・「楽鳥の森」と名付けられていました。

蓄音機から流れでた、少しノイズの入った音楽が、庭の木々に響き渡ります。
まるで庭の緑に音が染みこんでいくようです。

「すごいでしょ、自然の中に溶け込みますでしょ」と服部さん。

確かに!
武田さんもゆったりと優雅な気分に・・・
「五感が大満足!」という気分になったようです。

最後にとっておきのストリートオルガンが見せてもらいました。
オランダから運んだものだそうです。

その音色は・・・・また次の機会にしましょう。
みなさんも機会があったら是非!