三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2015年8月16日放送

平成19年にオープンした『夢古道おわせ』の現在をリポート!
遠方からのお客さん・地元のお客さんに足を運んでもらえるよう、さらにゲンキに成長し、新たな取り組みも行っています!

8-16-1

8-16-2

こちらは『ゲンキみえ生き活きリポート』がスタートした2009年に番組で紹介した『夢古道おわせ』。

 

8-16-3

6年前の映像がこちら。
『夢古道おわせ』は、熊野古道の世界遺産認定、そして県の『熊野古道センター』の設立に合わせ、食や文化など、尾鷲の魅力を知ってもらうため、平成19年にオープンしました。

3つの地域のボランティアグループが、それぞれ腕を競い合うランチバイキングは、当時から『夢古道おわせ』の一番人気!
尾鷲の新鮮食材をふんだんに使って、連日の大盛況でした。

そしてもうひとつ、オープン早々人気となったのが、海洋深層水を使った夢古道の湯。
尾鷲の海を望みながら露天風呂は最高ですよ!

 

8-16-4

『夢古道おわせ』の支配人、伊東将志さん。
6年前は店長として、『夢古道おわせ』のために新しい企画を次々と生み出していました。
6年後の今の状況について、お聞きしました。

「来客者数は6年前に比べて110〜120%ほどです。
高速道路がつながると減ってしまうのではとの声もありましたが、逆に増えているので、少し安心しました」

さらに『夢古道おわせ』では、6年前にはなかった取り組みも行っています。

 

8-16-5

それは野菜を作っている農家さんへの野菜の集荷。
『夢古道おわせ』では、平成19年のオープンから朝採れた地元野菜などを販売する「朝採れ市場」を行っていますが、農家の高齢化にともない、『夢古道おわせ』のみなさんが毎朝声掛けをしながら、集荷を担当しているのです。

 

8-16-6

出勤をしてすぐさま近所の農家をまわって野菜を回収。
入口横に設けられた、朝採れ市場の棚に営業時間までに陳列します。
毎朝、時間との戦い。
この日も、陳列と同時にお客さんの姿が。
連日、お昼までには売り切れてしまうそうです。

 

8-16-7

こちらでは、尾鷲ならではのお漬物『くき漬』の加工中。
『くき漬』とは、サトイモの一種ヤツガシラの茎を塩と赤シソでつけたもの。夏の尾鷲には欠かせない定番の味として親しまれています。

 

8-16-8

そして人気の温浴施設『夢古道の湯』は、休憩所を広くし、なんとハンモックを設置!
混雑時には取り合いになるほどの人気だそうです。

 

8-16-9

こちらは『夢古道おわせ』が全国に向けて発信しているイベント『100のありがとう』。
尾鷲ひのきの間伐材からつくられた入浴木に、敬老の日や母の日などのメッセージを記入し、99枚を湯船に浮かべ、その香りとメッセージを楽しむというもの。
『夢古道おわせ』からスタートしたこの企画は今や、全国の温浴施設・温泉にも広がりつつあります。
最後の1枚はあなたから誰かに送る感謝の気持ち、だそうです。

 

8-16-10

現在、9月の敬老の日に向けての発送作業を行っている最中。
日本中の温浴施設や温泉で、おじいちゃんへおばあちゃんへのメッセージが湯船に浮かびます。

 

8-16-11

そしてやはり外せないのが、夢古道おわせの人気を支えるランチバイキング!
尾鷲のお母さんたちが地元の旬の素材を使った料理を提供し、現在、『椿』『おわせっこ』『わが屋』の、3つのグループが週替わりで担当しています。

6年前に料理を担当していたグループは卒業し、まった新しいグループが現在の料理を作っているのだとか。

「もともとランチバイキングをするためだけにチームを作ってもらったのではなく、地域で活動するためにチームを作ってもらい、その1つとしてランチもしてもらうという仕組みなのです」

メンバーは変わっても、地のもの旬のものにこだわる姿勢、おいしいふるさとの味は変わりません。
すべてこの地域で穫れた野菜や、揚がった魚を使っています。

 

8-16-12

ランチバイキングは、6年前とお値段変わらず1200円!
うれしいですね!

酸っぱさが夏にちょうど良いくき漬のパスタや、名物のさんま寿司、そして珍しい太刀魚が入った味ご飯など。
どれもおいしくてヘルシーです!

 

8-16-13

「私たちは大阪から来ました。本当においしいです!」

「私は地元なんです。
自然の食材が子どもたちの身体に良いと思い、けっこう来ています」

地元の人にも観光客にも愛される『夢古道おわせ』。
しかし、その影には、地道な努力があります。

「『100のありがとう風呂』で使う間伐材やランチバイキングの魚・・・もともと地域にある資源なのに使い道があまりなくなってしまったものに、あえて、僕らはチャレンジをしています。
さらに他の資源も、たくさんの人に知ってもらおうと、今考えています。

そもそもの成り立ちは『すべては尾鷲のために。すべては地域のために』です。
スタッフや関係者は、その考えに賛同して集まってくれているので、尾鷲を愛する郷土愛が一番大切だと思います」

と、伊東さん。

 

地域の人にも利用者にも喜んでもらえるアイデアの数々。
そして、伊東さんやスタッフのみなさんの、強い結束力がありました。
運やタイミングだけではなく、その全力のエネルギーで『夢古道おわせ』を支えているのだと改めてわかりました。