四日市物語「おとぼけナオちゃんの教えてエコ!」2009年10月号

ゴミ拾いが繋げる輪!
美しい街・よっかいちをたくさんの人に知ってほしい。

■雨なのに本当にやっているの?

ここは四日市市楠町吉崎北海岸。四日市ウミガメ保存会が早朝からゴミ拾いをしていると聞き、来てみました。
あっ、たくさんの人がいる~!それも雨なのに!(驚)
なんでこんなに一生懸命なの?
そこでカッパを着てゴミ拾いをしているちゃこサンに聞いてみました。
彼女は埼玉出身で四日市市民5年目。
仕事は理学療法士なんだって。
いろんな人が集まっているんだね~。

■世のため=人のため=私のため

ちゃこサンは今日が4回目の参加。受付をしたり現場管理をしたりお茶を配ったり・・・。もちろんゴミ拾いもしています。

「大変なのは朝早く起きること!!眠たくてやめようと思ったことは何度もあります。でも、掃除して海岸が綺麗になったら嬉しいし、楽しい。役に立っているって実感があります。あ~、私はダメな人間なんだって思っていたけど、このままの私でも出来ることがあると感じさせてもらっています。」

スゴ~イ☆ 私、そんなこと考えたことなかった!!(恥)

■10万人のゴミ拾い??

彼女のゴミ拾いのきっかけはメルマガで読んだ「10万人のゴミ拾い」。ゴミの日(5月3日)に世界中で地球を愛する同志と共に同時多発エコとして<ゴミ拾いをしよう>っていう運動。
「おもしろそ~。私も一緒に共体験したい!」って思ったチャコさんは四日市でこの運動に参加している団体を調べ、四日市ウミガメ保存会主催の吉崎海岸ゴミ拾いを見つけたんだって。そして、その早朝清掃へたった1人で参加したのが始まり!(驚)

■ご縁の輪

ちゃこサンの夢は高齢者や障害者の通所リハビリ施設をつくること。
そこは、来て楽しいだけでなく社会とつながるキッカケを提供できるところ。自分が感じた『何かの役に立つ幸せ』を提供したいと考えています。たくさんの人と出会い、いろんな活動を知り、広がるご縁から何かできないかと模索中。
人のために何かをしたい・・・彼女の心は限りなく澄んでいるんだ!! 食欲で生きている私とえらい違いだわ!(恥)

■ナオちゃんの今月の学び
キッカケはゴミ拾いへの参加。エコ活動によってご縁がつながり、自分の夢や世界を広げていく・・・。
一歩を踏み出す勇気ってとても大切なんだね。