答志島は、鳥羽港の北東約2.5kmに位置する鳥羽市最大の離島。
そこに、鳥羽の離島の魅力を知ってもらおうと「島の旅」をプロデュースする島の母ちゃんたちがいる。
そう、島の旅社のみなさんだ。
テレビ番組や講演会でごいっしょしたみなさんを久しぶりに訪ねる旅に隊長は出かけた
三重を代表する観光地のひとつである鳥羽。
ミキモト真珠島、鳥羽水族館などなどいろいろ見どころがあるが、中でも魅力的なのは離島の存在ではないかと思っている。
神島をはじめ、さまざまなドラマの舞台になり、それこそ新鮮魚介類の宝庫である。
そんな鳥羽の離島のひとつ、答志島で、鳥羽の離島の魅力を伝える活動をしているお母ちゃんたちがいる。
島の旅社のみなさんである。
今回は島の旅社のお母ちゃんたちにあるお願いごとをしつつ、ついでに海女小屋でおいしい海産物なんぞをいただいで取材しようではないか〜ということになったのだ。
しかも唐突に。
なので今回はいつものカメラマン・写真師マツバラではなく、にわかカメラマンの中谷の父ちゃんが同行者なのである。
島に渡るには当然、船に乗らなくてはならない。
市営の定期船にお世話になる。
これが結構新しく格好いい。
しかも早いのだ。
が、離島といっても答志島は結構近い。
鳥羽のターミナルから見える。
船で15分ぐらい。
運賃は540円。
気軽な船旅が楽しめるのだ。
乗船まで時間があったので、鳥羽マリンターミナル内を散策。
顔パネ発見。
なんと「潮騒」と「ゴジラ」!
さっそくヒゲづらをはめて写真撮影。
まわりの人に笑われつつ。
にわかカメラマンの中谷の父ちゃんは、
「仕事とはいえ、大変だねぇ、子どもに指差されながらこんなことまでしなきゃいけなんだものねぇ」
と、しみじみ言う。
そんな風に言うのやめてください。
楽しんでいるんだから(笑)。
出航時間になって船に乗り込むと、入れ違いのようにこんな船が港に戻ってきた。
鳥羽湾めぐりとイルカ島へいく「龍宮城」という船。
なんともきらびやかな外観であるが、船内もすごいらしい。
客席は2階建てで、オープンデッキの席もある。
なおかつ喫茶コーナーまであるのでビールなんぞを注文し、潮風に吹かれながらプヒ〜なんて出来るのだ。
ちなみに周遊料金おとなひとり1800円。
なんとこれにイルカ島の入場料も含まれているという!!
なぜここまでワタクシが詳しいかというと、ワタクシが出演しているテレビ番組で紹介してたから(笑)。
ぜひ乗ってみたいなあ。
でも、きょうは答志島なのだ!!!
鳥羽マリンターミナルを出発〜。
台風が去っていったと思ったらもう次の台風が来ているというタイミングだったので、港を出た途端、海は大荒れ。
上下に激しく揺れる。
ワタクシは船酔いには強い方であるが、カメラの操作をしたりしていたら、いきなり酔う(笑)。
わずか15分の乗船時間であったのに、完全にアウト!
なんとか答志島の和具に到着。
港に着いたら、島の旅社の方がお迎えに来てくれているはずだったのに姿が見えない。
あれ?となる。
答志島には和具漁港と桃取の答志漁港、ふたつの港がある。
が、前回、島の旅社を訪ねた時、和具で下りたので、なんの考えもなく、和具で降り立ったのであった。
少し待ってみたが誰も来ないし、いっしょに海女小屋体験をするお客さんの姿もない。
島の旅社の山本さんに電話をすると、
「あああ、そっちで降りちゃいましたか〜、海女小屋は桃取の方なんです。
いまから迎えに行かせますから、ちょっとお待ちください〜」
しばらく待つと、現役海女さんの濱口さんが豪快に笑いながら軽ワゴンで迎えに来てくれた。
まったくもって面目ない。
車で5分ほど走って。
桃取の答志漁港の敷地内にある海女小屋に到着。
こちらは本物の海女小屋ではなく、答志島の海産物を味わっていただくスペースとして再現したものである。
中にはすでにいっしょに食事体験をするお客さんがきていた。
若いご夫婦と乳児。
なんと兵庫県の淡路島からやってきたという。
島から島へ。
小さなお子さんを連れて。
海女小屋の中には漁師さんたちの古い道具が展示されていて、さながら博物館のようである。
雰囲気もいい。
さあ、ここで答志島、鳥羽の海産物をたっぷりといただくのだ!!!
これでもかあ!
と続くおいしいもの攻撃の紹介は次回!!!