FM三重「ウィークエンドカフェ」2011年6月18日放送

まわりのみんなをゲンキにしてくれる人、ワクワクさせてくれる人。
いつもゲンキに輝いている「まるごと四日市地域ブランド』理事の山本さんにお話をうかがいました!

山本さんの本業はタイ式マッサージのセラピストであり、ヨガインストラクター。

もともとカイロプラティックを学んで地元伊勢志摩地方で開業。
平成8年に15分で出来るクイックマッサージを四日市ではじめました。

その後、タイ式マッサージを学ぶためにタイへ。
タイマッサージの原型はヨガにあることを知り、今度はヨガを学びました。

「タイマッサージは施術する側にもヨガ効果があるんですよ」と山本さん。
お客さんを気持よくして、自分も健康になる・・・・これは素敵ということで、平成12年からタイマッサージのお店を経営、またヨガのインストラクターを育てる仕事をしています。

その一方でNPOや市民団体など、さまざまな活動に精力的に取り組んでいる山本さん。
何がきっかけで活動をはじめたのでしょうか。

2008年の3月に39歳になりまして・・・年がバレバレですけれど(笑)。
40歳の節目って大切だなと思いまして。
いろんな人に支えられてここまでやってきたわけですし、その感謝の気持ちを込めて何かやろうかな、と。
ちょうど39歳だったので、「39(サンキュー)の輪」という会を作ったのが、活動のはじまりです。

いいと思ったらすぐ取り組むってすごいですね?

「脳と行動が直結しているんです!
思いついたらすぐ動いてしまう!!」

「あと活動をはじめようと思った理由にはこういうこともあります。
私がいるのは、親がいて先祖様がいて、
地域のみなさんに守られて生きてきた。
それを次の世代にきちんと伝えていきたいんです。
心と体が病んでる時代なので、互いに 笑いあい、助けあい、感謝しあえる社会になるよう活動していきたいと思っています。

東北大震災の被災地でのボランティア活動もしているそうですね?

ランドセルを集めておくったり、
女川への炊き出しも毎月いっています。

まるごと四日市のシェフも炊き出しに参加してくれています。

私が出来ることは、私が参加しているグループをつないでいくことだと思っているんです。
行政にも声がけして、できるとこからやっていこうと思っています。

山本さんが理事を務める「まるごと四日市 地域ブランド」は、
食やその他の文化を通じて四日市の活性化を目指す団体。
四日市にはこんないいものがある、と全国に発信しています。

理事をつとめるのは、プロの料理人の方々。
自分たちの次の世代に何かを残したい、地域の社会のために何かをしたい、ということから活動をはじめたそうです。

「四日市にはたくさんの特産品があるのに名前が全然出てこないんです。
それが残念で・・・・。
そこで四日市ブランドを認定することで、全国に発信していけたら、と」

「実は四日市はお米もおいしいんです。
参加していただいている加藤牧場さんに関していうと、牛を育てるところからスタートさせるので、ストレスをどう与えず育てるか、そこに本当にこだわっていらっしゃる・・・・。
先日こちらの牛肉をフルコースでいただいたけれど、本当においしかった!
やっぱり生産者のこだわりが違うんですね。それが現れるんです・・・」

これからの夢は・・・・?

ただ目の前にあることを一生懸命やってきたので、あまり夢とか考えたことがないですね。
まず自分が心地良くいたい。そして周りの人にも心地良くいてもらいたい。
そういう感じで毎日を生きてますし、これからも生きていきます(笑)。