障がいのあるなしに関わらず、ひとりひとりが社会で活躍できる場を目指して!『NPO法人ぽっかぽかの会』(ゲンキみえ)

三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2015年12月20日放送

『ぽっかぽかの会』が運営する『ぽっカフェ』!
自慢のランチは完売になるほどの人気!
亀山茶を使った『かめっこクッキー』の製造販売なども行っています!

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こちらは亀山市総合保健福祉センター『あいあい』。
施設内には、健康づくりと憩いの場が設けられています。
おとな300円で入れるのは天然温泉『白鳥の湯』、泉質はナトリウム塩化物・炭素水素塩で、露天風呂も完備。
亀山子育て支援センターの『あいあいっこ』は、遊具が充実していて、子どもに人気。
また敷地内には、足湯もあり、連日大勢の人でにぎわっています。

 

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その亀山市総合保健福祉センターの中にあるのが『ぽっカフェ』。
障がい者が働く場、次につながるステップアップの場、そして、障がい者や家族が気軽に立ち寄れ、情報交換や相談ができる場となることを目的に、昨年の春オープンしました。

 

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『ぽっカフェ』を運営する『NPO法人ぽっかぽかの会』の代表、浜野芳美さんに、お店を開いた経緯をお聞きしました。

「私の娘が発達障害、自閉症なんです。
そこでそういう子の親たちで何かできることがないかと、会を立ち上げました。
障がい者が働く場、そして話ができるホッとできる場所が欲しいと考えた時に、喫茶店が良いと思い、ずっとあたためてきました」

 

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『ぽっかぽかの会』は2002年に設立。
障がい者の親、障がいについて関心のある方が集まり、話し合うことから活動をスタート。
障がいのあるなしに関わらず、ひとりひとりが社会を豊かにする存在として活躍できる場をめざして、バザー、パン作り教室などを開催。
さまざまな交流会やイベントに参加する中で、どんどん思いが強くなり会の中でたちあがったのが、障がい者の働く場づくり準備委員会。
それが、昨年春の『ぽっカフェ』のオープンへとつながりました。

 

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オープン前の『ぽっカフェ』。
厨房の中は、ランチの仕込みで大忙しです。
『ぽっカフェ』の料理は手作りがモットー。
ハンバーグなど、前日から仕込みをしています。
誰が作っても味が変わらないよう、味ご飯の分量表がかかっています。

 

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テイクアウト用の味ご飯を用意しているのは、浜野さんの娘、千聡さん。
発達障害のひとつ、自閉症と診断されていますが、『ぽっカフェ』では重要な働き手のひとり。
レジ係と味ご飯を、ほぼひとりで担当しています。

 

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レジの横では、亀の形をした『かめっこクッキー』を販売。
これは平成21年に行われた、亀山茶を使ったレシピコンテストで優勝したクッキーを元にしたもの。
もともとこのクッキーを作ったお茶屋さんからの依頼を受け、、第一・第三火曜日に亀山市関町にある加工場で『ぽっかぽかの会』が作っています。

 

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午前10時、いよいよ『ぽっカフェ』営業のスタートです。
まだお昼前なのに、ランチの注文がどんどん入り、店内は、あっというまにほぼ満席!
朝から隣の温泉でのんびりくつろいで、そのあとこちらでお昼ごはんというお客さんも多いそうです。
数量限定の日替わりランチは、本日も売り切れ確実のようですね。

 

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「家では食べられないものがたくさんあるので、美味しいです。毎日来ています」

「手作り感が満載で、一生懸命料理をしてもらったのがよくわかります。
障がいのあるなし関係なく、いろいろな人が食事をできるのが、とても良いことだと思います」

「みなさん生き生きとしていますね。
セルフサービスなのに、手が空くと運んでくれたりして、逆にサービスしてもらってます」

 

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こちらが『ぽっカフェ』の日替わりランチ!
野菜やお肉などがバランス良く、しかもぎっしり詰まっています。
手作りならではの、あたたかくやさしい味です。

 

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みんながやっと一息つけるのは、お昼をだいぶまわってから。
朝から立ちっぱなし。
休むまもなく働いてヘトヘトだけど、こうしてみんなでテーブルを囲んでたべる食事は最高。
自然と笑顔がこぼれます。

「子どもたちがここで訓練をして、一般就労への通過点になればと思っています。社会に出ることを身につけて、どこかの企業や事業所に羽ばたいていく、それも大切なことだと思います。
そして『ぽっカフェ』に来る人がみんなあたたかい気持ちになり、帰ってこられるような場にしたいです」

と、浜野さん。

 

『ぽっカフェ』では、言語聴覚士や就労支援センター職員など、専門家を招いてのランチトークも開催。
活動の幅、可能性を広げようとチャレンジしています。