三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2011年8月14日放送

年間講演300以上!
「読み遊びライブ」で子供に大人気の、超売れっ子ブックドクターが、小学校や幼稚園に笑顔をあふれさせます!

紀北町海山区の相賀小学校に登場したゲンキさん。
それが『しんちゃん』こと、三浦伸也さん。
絵本の読み聞かせならぬ、読み遊びをするブックドクター。
なんと年間300講演以上をこなしています。


ブックドクターの仕事のひとつは、絵本の読み聞かせとトークをミックスした「読み遊びライブ」です。

この赤いニッカボッカと白のTシャツの格好で活動をはじめて8年。
すでに10万人以上の子どもたちに絵本を読んできました。

しんちゃんが読む絵本からは、教室中にエネルギーが飛び出します。

しんちゃんをこの世界に引き込んだ1冊が、この『るるるるる』という絵本。
「る」しか言葉が出てこない絵本です。
これを読み聞かせたところ、我が子が笑い、公園や空き地に集めた子どもたちが読めば読むほど笑い・・・。
その姿を見て、しんちゃんは何の保証もないままサラリーマンをやめ、絵本の世界へと飛び込みました。

「思わぬ絵本で子どもたちが大喜びする子供たち・・・その笑い声に、大人の感覚がボロボロと崩れていくのを感じて・・・それが面白かったんです(笑)」

菰野町にある事務所『朗天狗』。
しかし、しんちゃんがいることは滅多にありません。
県内外各地で「読み聞かせライブ」を行っており、依頼が後を絶たないほどスケジュールがぎっしりです。

しんちゃんのライブが子供たちから喜ばれるのは、その場の雰囲気で読む本を変え、子どもたちの心を掴むから。
そのため、1回のライブで使う絵本は3~4冊なのに対し、常に100冊近い絵本を車に積んでいるのです。

しんちゃんがよく使う言葉のひとつに『空気感』があります。
子どもたちの空気を読み取り、その空気に合わせて言葉を発し、絵本を読む。
そして子どもたちといっしょに作った明るく澄み渡った空気が、心をを元気にする…。
だからこそ、しんちゃんは『ブックドクター』と名乗っているのかもしれません。

「僕の仕事は、人の家に行っていきなり冷蔵庫を空け・・・中にある素材で美味しい料理を作るみたいな感じ。
 だから毎回違うし、固定していません。
 ただ、間違いないのは『喜んでもらいたい』ということ。
 その空間を作って『面白かった』『あ~、ほっとした』『心が軽くなった』と言ってもらえるのが、僕のゲンキの源です!」