2016年1月
御座の港から徒歩数分のところに摩訶不思議なパワースポットが存在する。
海の中に現れる不思議な仏様。
潮の満ち干により現れたり消えたりする事から、潮仏とも呼ばれている。
志摩半島をぐるりと回り込んでたどり着くところ。
御座。
海水浴場でも有名なここに、海中にたたずむ仏様がいらっしゃるというので、さっそく出かけてみた。
その仏様があるのは、御座港のすぐそば。
ただし看板が大きく出ているわけではないので、その場所はなかなかわかりにくい。
港から海をまえにして左手に進んでいくと漁協関係の建物がある。
それを抜けてさらに進むと、小さな看板が。
続いて小さな鳥居が出てくる。
鳥居をくぐり、磯沿いの細い道を進もう。
その行き止まりにあるのが、石仏だ。
海中に祀られた仏様は、満潮時には水中に隠れ、 干潮時にはその姿を現す。
自らが潮にぬれて、苦しみを引き受けることにより, 腰から下の病気を直してくれるということで、海女さんや女性のかたがよく訪れるそうだ。
漁港近くに潮仏を歌った木俣修の句碑がある。
「志摩の津に海女が
悲願に生(あ)れまして
潮のもなかに いますみほとけ」
3月には潮仏の例祭がある。
地元のお年寄りや海女さんが大勢おまいりし、賑わうようである。
石仏
問い合わせ先 三重県志摩市志摩町越賀2279(志摩市観光協会志摩案内所)
TEL 0599-85-1212
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