2016年1月

倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の国を訪れた際、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じて造営されたのが『伊雑宮』と言われています

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伊雑宮は皇大神宮(内宮)の別宮であり、「天照大神の遙宮(とおのみや)」と記され、「志摩国の一之宮」とも称されています。御祭神は、天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)です。

その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の国を巡られたとき、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じて造営されたといわれています。

古くから「志摩一の宮」と称えられ、伊勢神宮内宮の別宮中、特別に高い格式を誇っています。「伊雑」は、この地域の古代の地名であり、「伊雑宮(いぞうぐう)」とか「磯部さん」いそべさん)」と呼ばれています。

 

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伊雑宮の南には、「磯部の御神田(おみた)」といわれる稲作の田があり、神宮で用いられる米はすべてここで作られたものを使っています。「御田植式」は、日本三大田植祭の一つで国の重要無形民俗文化財に指定され、毎年6月24日に執り行われています。

 

伊雑宮
住所 三重県志摩市磯部町磯部町上之郷374
TEL 0599-55-0038
参拝時間
1月-4月 5:00~18:00
5月-8月 5:00~19:00
9月   5:00~18:00
10月-12月 5:00~17:00
年中無休