高野山開創1200年記念「紀伊山地の豊かさと信仰を探る連続講演会」

■開催日時

平成28年2月7日(日)午後1時30分~3時

■開催場所

三重県立熊野古道センター 映像ホール
(尾鷲市大字向井12-4)

■内容

和歌山、奈良、三重の三県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年7月7日に世界遺産に登録されました。修験道の「吉野・大峯」、神仏習合の聖地「熊野三山」、密教の「高野山」の三つの「山岳霊場」は、相互に働きかけ合うとともに、「参詣道」として多くの巡礼者を呼び寄せて来ました。紀伊山地の奥深くて優しい自然とそこに育まれた信仰心は、日本人の精神の原点を構成しているともいえます。本年2015年、高野山は弘法大師空海によって真言密教の道場として開かれて、丁度1200年を迎えます。 その節目を記念して、熊野古道センターでは、聖地高野山が1200年継承してきた空海の精神やその魅力を広く知っていただくため、講演会を開催いたします。第2回目は、高野山大学文学部教授の乾 仁志氏を迎え、弘法大師空海が説いた真言密教と曼荼羅とはどのようなものなのかを講演していただきます。この講演を機会に、「真言密教の聖地」として1200年間継承され続け、現在でも人々の厚い信仰を集める高野山への理解を深めていただきます。

【参加費】無料
【定 員】80名
【講 師】乾仁志氏(高野山大学文学部教授・日本密教学会理事)
【申込期限】2月6日(土)午後5時まで。定員が埋まり次第終了