高野山開創1200年記念 紀伊山地の豊かさと信仰を探る連続講演会

■開催日時

平成28年3月12日(土) 午後1時30分~3時

■開催場所

映像ホール

■内容

第3回 内山節講演会「紀伊山地の自然と信仰」
和歌山、奈良、三重の三県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年7月7日に世界遺産に登録されました。修験道の「吉野・大峯」、神仏習合の聖地「熊野三山」、密教の「高野山」の三つの「山岳霊場」は、相互に働きかけ合うとともに、「参詣道」として多くの巡礼者を呼び寄せて来ました。紀伊山地の奥深くて優しい自然とそこに育まれた信仰心は、日本人の精神の原点を構成しているともいえます。
 本年2015年、高野山は弘法大師空海によって真言密教の道場として開かれて、丁度1200年を迎えます。その節目を記念して、熊野古道センターでは、聖地高野山が1200年継承してきた空海の精神やその魅力を広く知っていただくため、講演会を開催いたします。第3回は、哲学者の内山節氏をお招きし、「紀伊山地の自然と信仰」をテーマに千年以上の歴史を持つ、広大で神聖な空間紀伊山地で育まれた自然と信仰についてお話していただきます。

【参加費】無料
【定 員】80名
【講 師】内山節氏(哲学者)
【申込期限】2月12日(金)~3月11日(金)午後5時※定員になり次第受付終了