四日市市『I LOVE 地元:本気のラジオ体操/近藤隆洋さん』


住み続けている地元に何か恩返しが恩返しがしたい、と、近藤隆洋さんが始めた活動。

少子高齢化や過疎化・コミュニケーション不足など地域の課題があるなか、人とのふれあいや助け合いの重要性を再確認。
まず大切なことは挨拶。朝一番の最高の言葉「おはようございます」。
挨拶をすると気持ちいい。挨拶されても気持ちいい。
挨拶をする最高の場所である、住み慣れた地元の公園で、朝起きたら行きたくなる『本気のラジオ体操』を開催しています。
本気のラジオ体操を通じて人と人とのふれあいの場が増え、挨拶が当たり前になれば笑顔の数もきっと増え、その笑顔の力は職場の方や家族・友達・地域に伝わり、地元は変わります。
『本気のラジオ体操』が日本の社会問題や地域課題を解決する糸口になると信じ、今日も笑顔を伝えていきます。

基本情報
名称 I LOVE 地元 本気のラジオ体操
住所 四日市市あさけが丘1-1-112(実施会場)
時間 毎朝6:30より、約10分間(基本的に雨天中止)
HP http://ilove-zimoto.jimdo.com/
blog http://ameblo.jp/i-love-zimoto/
三重県四日市市あさけが丘1丁目1−112



四日市市『I LOVE 地元』の近藤隆洋さん(カフェ)
2012.08.25UP

FM三重「ウィークエンドカフェ」2012年8月25日放送

今回のお客様は、市民参加型の社会貢献イベントの企画や運営をしたり、地域活性団体夢印(むじるし)の代表を務める『I LOVE 地元』の近藤隆洋さん。
いろんなことをやっている近藤さんですが、一番最初に取り組んだことは、ラジオ体操でした。

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■ラジオ体操を始めたキッカケ
僕が会社を辞めて、『ラジオ体操』を始めたのが3年前。
半年間は1人でラジオ体操をしていました。
その後、公園の前に住んでいるおじさんが加わり、1年後には仲間が7人から8人ほどになりました。
まずは地域の人と仲良くなりたいと思ったのがキッカケですね。
それにはあいさつが大事だと思ったんですが、ただあいさつしても、選挙活動か?と思われてしまうし。ちょっとしっくり来ないでしょ。
ラジオ体操なら、小さなお子さんからおじいちゃんまで基本は知っているし、公園でやっても違和感がないし、何より怪しい人に見られないし(笑)
目的はあいさつ。
自分から「おはようごさいます」って声をかけてあいさつがしたくて、で、健康づくりも兼ねてできたら良いし。
みんながとっつきやすいものをと考えた時に、ラジオ体操だったんです。
全国のどこかでそういう取り組みがあったというわけではなく、自分で勝手にはじめたんですが、ラジオ体操にした理由はもう一つあるんです。
どこかで、「ラジオ体操は、1億円の費用をかけて完成した」という話をチラっと訊いて。
本当かウソかわからないですけど(笑)
でもきっと、一つの動きにちゃんと意味があって、これを真剣に続ければ、健康になるんだろうなあと。
この話を訊いて、小学校以来初めて自分がラジオ体操がしたくなったのと、かねてから考えていた「あいさつ運動」を合わせようと。
ならば自分の誕生日からやろうと。
あ、僕は今33歳。誕生日は2月22日です。
思い立ったのは年末なんですが、あまりにも朝6時半が暗かったので、逆に怪しいと思いまして。
で、徐々に朝が明るくなってきたのが誕生日の頃からだったので、始めようかなと。

■なぜ『本気のラジオ体操』という名前に?
最初の日は、もう緊張しまくりでした。
ラジオ体操だからクレームは来ないと思ったけど、それでも朝6時半という時間で、うるさいと言われると困るので、僕にしか聞こえないような、ものスゴイ小さなボリュームで(笑)
それでも恥ずかしかったんで、当日、友だちに一緒にやってくれと頼んでおいたんですよ。
なのにその友人が寝坊して、僕一人。
一瞬、もう帰ろうと思ったんですけど、もし次の日も友達が寝坊したらいつから始めるんだ、と思い、一人でラジオ体操をやった。
以前から友人たちに「ラジオ体操を始めるぞ」と宣言していたんで、その夜、他の友だちから電話が来たんです。
「お前、本当にやったんか」と。
「恥ずかしながら、一人でやったよ」
というと、いきなり、めちゃめちゃ本気で怒られたんですよ。
「(ラジオ体操ほど)キチキチとやらないと恥ずかしいもんはないぞ。30代の男がダラダラとやっていたら、そんなにカッコ悪いことはないぞ」
と、5分くらいマジ説教(苦笑)
でもそれがすごく響いて、「これは本気でやらないとダメだぞ」と。
そこで『本気のラジオ体操』という言葉が閃いて、勝手に命名しちゃおうと。
で、『本気のラジオ体操』ということで始めたんです。

■地域に見守られて育ってきた
僕は、自分がずっと人に恵まれているな、と日々感じて生きて来ました。
でも、自分自身のことはわからないですよね。
何故かよく前職の社長さんから、
「近藤くんてすごいね」と。
でも自分では、何がスゴイのかまったくわからない。
社長は常々家庭環境が大切だ、と言っていたので、自分は一人っ子で両親は共働きだと告げたんです。
そうしたら、すぐに帰ってきた言葉が、
「親に感謝だね」と。
一人っ子で共働きだと家に帰ったら誰もいないし、ご飯食べるの自分でしないといけないし、遊びたかったら、自分でどこかに行かなきゃダメ。
いつの間にか、自分で行動をすることや、常日頃から物を考えるようにしていることとか、遊ぶにしても同年代じゃなくても公園にいる人をみると、「仲間に入れてよ!」というタイプの人間になっていたんですね。
ある意味、寂しさのあまり(笑)
社長から、そのコミュニケーション能力や、年代に関係なく付き合える能力は、育った環境からなんだよ、と言われて。
その時に、『自分は人に恵まれているな』と思ってきたものが、実はあの親から育ったからなんだ、と気づいた時に、さらに親に感謝できるようになりました。
そのコミュニケーション能力に関係あるのかもしれませんが、僕は企画とか、旗振るのが好きなんですよ。
これしようよ、一緒に面白いことしようよ、みたいな。
喜ばせるための事前準備も大好きですね。
これが自分の得意なことだと自覚した時に、もっともっと生かしていきたいな、と思いました。
そんな矢先に、たまたま、同級生のお父さんに10年ぶりくらいにバッタリ会ったんです。
そこでいきなり、
「近ちゃん、オレ、お前と飲みに行きたかったんよ」と言われた。
その一言が、仕事を辞めるスイッチでした。
その言葉に、自分はもしかして、地域に見守られて育ってきたのかな、と感じたんです。
ていうことは僕の近所に住んでいる人は、普段あまり離す機会はなくても、過去の自分のいいことも悪いことも、絶対知っているんですよ。
僕はそうやって見守ってもらっていて、地域にも育ててもらっているな、というのを肌で感じたんです。
もっと地域を知りたい!
実際、自分が住んでいる地域を知るにはどうしたら良いんだ!
そう思って、昔ちょっと遊んでもらっていたおばちゃんの家にいきなりピンポン。
「あれ、近藤くん地元におったん?」
と言われて、地元の人との繋がりが希薄になっているのを、またヒシヒシと感じて。
地域の人と交流できる花見みたいのをやりたいんですけど、て言ったら、
「やってよやってよ」と。
地域の人たちと仲良くなりたいと、心の底から思いました。

■『夢印(むじるし)』の活動
行動というのは、普通は何か目的が決まっているじゃないですか。
これをやろう、あれをしよう、みたいな。
でも漠然と「何かやりたい」って人も、実は沢山いるんじゃないか、と。
何をしたいかはわからないけれど、人のためなのか、地域のためなのか・・・誰かのために喜ばれたいというパワーを持っている人はいっぱいいる気がして。
具体的に何もなくても一回集まってみよう、同年代の人たちが集まったのが『夢印』の最初。
最初の会合では、初対面の人も多いので、集まって自己紹介をしたんです。
そうしたらいきなり発起人である友人が、「飲食店を持って地域を盛り上げたい!」と、俄然熱く語り出しちゃったんですよ。
これ絶対、まわりが引くな、と、僕なんか下を向いていました。
最初なんだからもうちょっと柔らかくしてくれよ・・・と思いながら顔を上げたら。
みんなが真剣に話を聞いていたんです。
その時に、すごいメンバーがそろったな、と。
そういう熱量で自分の番が回ってくると、普段あんまり言わないことや考えていないことを語りだすんですよね。
多分、まわりがみんな真剣に聞いているから、自分も真剣に話さなきゃ・・・という気になるんでしょうね。
一巡した時には、「このメンバーで、このすごいパワーがあったらいろんな事ができる」と確信しました。
それがキッカケで、始めは座学だった意見交換が、3ヶ月もたたないうちに「行動にしたいよね」に変わり、まずはゴミ拾いイベントを開催。
次は、もっとたくさんの人に喜んでもらえることをということで、10月末に四日市でハロウィンをイベントを開催します。
コスチュームってテンション上がるでしょ(笑)
今はみんなでコスチュームを考えたり、プレで事前に仮装して四日市駅前でチラシを配って、
「来週ハロウィンイベントがあるから来てよ」と。
これも場づくりですね。

■みんなのいいところに気づくこと
誰にでもある、良いところ、得意なこと。
それを気づくことによっていろんなモノが変わってくと思うんですよ。
『本気のラジオ体操』を初めて一年くらい経った時に、おじいちゃんが、一人、トコトコと歩いてきて、
「僕も仲間に入れてくれやんかな」と。
もちろんイイですよ、と仲間入りしたんです。
前から入りたかったんだけど、なかなか和に入れなかったそうなんです。
その方、実は写真を撮ることが趣味だったんですが、見せる相手がいなかったそうで。
『本気のラジオ体操』に来はじめ、その話をすると、「鳥の写真を見せてよ」と「山の写真を見せてよ」と言われて、持ってくるようになったんです。
そうすると、観せてもらう地域の人も喜ぶんですよね。
となると今度は、もっといい写真を撮ろうと、以前よりも頻繁に写真を獲りに行くようになったり。
自分の得意なことを見せられることによって、さらにイキイキしてくる。
いい場所だなあ、と。
こういうことをもっともっと素直に言い合えるような人とか地域になれば、もっとワクワクするような楽しいコミュニティーというか『場』となっていくはずです。
でも具体的に『これだ!』というものが、まだ見つかっていないような気がして、まだ模索中です。
そこで最近始めた新しい取り組みが、『グリーンバード』という清掃活動です。
キャッチコピーは『町を綺麗にして、自分の心も綺麗にしよう』。
『グリーンバード』東京に本部のあるNPO団体で、今は全国に40ヶ所。
北海道から沖縄まであり、海外・・・確かパリにもありますね。
やることは、月に必ず3回のゴミ拾い。
でもそれだけではなく、ゴミ拾いしながら会話があって、終わってからも解散しながら会話があって、そのあとご飯食べにいったり、お茶氏にいったり。
こういうのもコミュニティーの場づくりの一つなのかな、と。
これを三重県、四日市で広めていくために、前月からキックオフしたところです。
みんなすごく新鮮だと言ってくれています!
ゴミ拾いをするのは子供の頃から初めて、という人も多い。
大人も感動するし、何よりすごいなと思ったのは、子どもにとっては『宝探し』なんですよね。
見つけよう見つけよう・・・でようやく見つけて袋に入れに来る時の喜んだ姿を見ると、子どもも楽しんでいるのが、よくわかります。
夏休みの作文にこのことを書きたいというお子さんがいて、それを聞いた親御さんもまた嬉しいですよね。
こうした活動を続けていくことで、もっと地域の人たちと仲良くなって行きたいですね。
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ラジオ体操で、体も地域もゲンキに!『本気のラジオ体操 近藤隆洋(たかひろ)さん』(ゲンキみえ)
2011.09.11UP

三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2011年9月11日放送

大人が変われば子どもが変わる 子どもが変われば未来が変わる 未来が変われば地元が変わる・・・・本気のラジオ体操で、すべてを変えよう!

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四日市の住宅地、あさけが丘の早朝。
ここで、地元の未来を変えるためにがんばっている、ゲンキさんがいます!

近藤隆洋さん。
毎朝6時、ラジオ片手に近くの公園に向かいます。

なんと、集まった人たち一緒にはじまったのは、ラジオ体操!
みなさん、本気です。
近藤さんがラジオ体操をはじめたのは、2年前。
それまでは会社の営業マンとして働く、熱血サラリーマンでした。
現在は、市民活動センターで働きながら、地元で自分に出来ることは何かを模索中。
そんな中で始めた取り組みのひとつが、この『本気のラジオ体操』だったのです。

この活動をはじめたきっかけは、地域への関心のあり方。
仕事ばかりしている中、ふと地域を見ると、あまり近所の人同士の付き合いも無いことに気づいたそうです。
近藤さん「まず、仲良くなるためには、どうしたらいいのかなあと思った時に、『挨拶』だと。
 挨拶をみんなと出来たら気持ちいいだろうけど、普通に挨拶しても面白くないでしょ。
 ラジオ体操なら誰でも知っているし、健康づくりにもなるから。
 体操しながら挨拶したら、いいのかなあと思って」
最初の半年間は参加者ゼロ。
それでも近藤さんは続けました。
そしてとうとう、参加者が!

左:山崎さん 右:自治会長の阿部さん
山崎さん「あんまり近いんで、音楽が聞こえてきたら逃げるわけにいかん(笑)
 今じゃ自分の子より、(近藤さんと)話す時間が多いくらい。
 自分の人生を楽しく語ったり(笑)」
阿部さん「ちょっと、顔出ししようと思っていたら、結局、みなさんが一生懸命になって。
 自治会というのは、みなさんとの輪が一番大事ですから。
 ラジオ体操を始めてから、人間関係が変わりましたね!
 口を聞かなかった近所の人たちが、気さくに『おはよう』って言うようになったんですよ」
世代や性別を越えた、ラジオ体操でつながる地域の輪がもたらす、明るい笑顔とゲンキな声。
そして、近藤さんと自治会のみなさんとの出会いが、地元のボランティア参加など、新しい活動の展開を生み出しています。

そんな活動のひとつが、介護施設で行われた夏祭りイベントの参加。

今回、近藤さんは、地元の仲間と一緒にブースを出店。
施設に入っている人やその家族、そして地域のみなさんを楽しませようと、仲間たちと企画を出し合い、準備をしてきました。

施設理事長:山川さん
山川さん「毎年夏祭りを行っていますが、お子さんたち向けのブースがなかったので、昨年あさけが丘の夏祭りに出店 されていた近藤さんにお願いしたんです。
 若い方が少なくなっている地域で、近藤さんのような方が地域を引っ張って行ってくれるのは、非常にありがたいで す」

大人が変われば子どもが変わる。
子どもが変われば未来が変わる。
未来が変われば地元が変わる。
――そんな思いから、31歳の誕生日に近藤さんがたったひとりで始めた『本気のラジオ体操』。
挨拶を交わし、共に汗をかく仲間がひとり、また、ひとりと増え。
ラジオ体操で集うこの場所はいまや、地域に欠かせない大切なコミュニティへと育ちました。
しかしこれは、地域がつながり、近藤さんが新しい取り組みへと立ち向かうための準備運動。
ここからが、スタートなのです!

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