三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2016年5月29日放送

宮川の三瀬谷ダム(奥伊勢湖)でアウトドアプログラムSUP(サップ)を体験!
昨年の夏より奥伊勢湖でスタートし、大人気プログラムに!
いよいよ今年も6月から!
なんと今年からは6人まで乗れるメガSUPも登場します!

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こちらは大台町、宮川や三瀬谷ダムの湖畔が見える景色のとってもキレイなところです。

 

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今回紹介するのは、大台町の自然をたくさんの人に楽しんでもらおうと活躍している『フィールドマイスター』と呼ばれるみなさんです。

 

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フィールドマイスターについて、『大台町観光協会Verdeフィールドマイスター』の野田綾子さん(上)と加藤美幸さん(下)にお聞きしました。

「大台町観光協会が提供するアウトドアプログラム『Verde』で、フィールドに特化したガイドをフィールドマイスターと呼びます。
私は3年前に大台町に越してきて、その時にたまたま『フィールドマイスター募集』がありました。
もともとアウトドアとスポーツが好きだったので応募し、ガイド養成を受けて『フィールドマイスター』になりました」

「私ももともとアウトドアが好きでしたが、実際、森の中に入るとわからないことだらけです。
フィールドマイスターとして活動することで、先輩から教えてもらったり、時にはお客さんから植物について教えてもらったりするのが、魅力だと思います」

 

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フィールドマイスターとは、地域の自然の魅力を知り尽くしたガイドのスペシャリストのこと。
大台町観光協会に所属するメンバーが中心になって構成。
山登り、サイクリング、ノルディックウォーキング、そして最新の水上スポーツであるサップなど、大台の山、川をめぐる、さまざまな体験ツアー、アクティビティをガイドしています。

 

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この日は『SUP』と呼ばれるスタンド・アップ・パドルボートの体験を開催中。
ボードの上に立って乗る、アクティビティです。

「SUPの特徴は片方だけついているパドル。
パドルで持ち替えてながら、右をこぎ、今度は左をこぎます」

 

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まずは座って乗ってを体験。

 

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そこから立ち上がってこぎます。
天気も気温もちょうど良く、最高のコンディション。

「ダム湖の活用と、こんなに素晴らしい景色があるのに、今まで観光客が見るすべがなかったというのが、私たちがSUPを導入しようと思った理由です」

と、野田さん。

マイナスイオンいっぱいの自然体験ができるのも、フィールドマイスターのおかげです。

 

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さらに今年6月からは、『メガSUPカフェ』を開催!
6人乗りのメガSUPを使ったアクティビティで、ボードの上でコーヒーやおやつを楽しむことができます。
カツサンド、美味しそう!

 

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実はこのカツサンド、近くの飲食施設『ふるさとプラザもみじ館』で販売されている一番人気メニュー。
事前にリクエストすれば、メガサップに乗りながらいただくことができます。

 

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そして今、もみじの里公園の一角に、フィールドマイスターのみなさんの拠点を建設中。

「これまでは着替えや貴重品の預かり、受付などを屋内でしていたので、こういうハウスを作ることで、お客様もこの公園自体が利用しやすい環境を作っていきたいと思います」

と、野田さん。

 

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大台町の尾上武義町長に、この取り組みについてお聞きしました。

「大台町は今年3月、ユネスコ生物圏保存地域『ユネスコエコパーク』に町全域が認定されました。
奥伊勢湖や本流の宮川など、自然が非常に素晴らしい地域なので、大切にしながら利活用して、調和し、私たちの生活の中に活かすべきだと思います。
そして大勢のみなさんが大台町に来て、自然を満喫してほしいと願っています」

日本一の清流と、多様性に富んだ山と森。
そんな大台の地域資産である自然をたくさんの人に全身で感じてもらい、その魅力を全国に広めていく・・・。
フィールドマイスターは、まさに全国から人を呼びこむ道先案内人。
もはや大台を盛り上げるスペシャリストです。