三重テレビ「ハッピー!エコCUTE」2011年09月17日放送

やりたいことは全部やれ!
子どもの興味は、あっちにこっちにが当たり前!
遊びながら学び、遊びながら勉強!

武田「いや~、読書の秋到来ですね!
 今回は四日市市にある、子どもの本専門店『メリーゴーラウンド』にお邪魔しました!」

『メリーゴーラウンド』は、店主の増田さんが35年前にオープン。
今では、喫茶店や多目的ホールでの紙芝居やライブ、作家さんを招いての講演会など、
町の本屋さんという枠組みを越えたユニークな本屋さんとして注目を集めています。
子どもから読める絵本は、大人のファンも多いそうですよ。

ここのお店では、どのような絵本を置いているのでしょうか。
店主の増田さんにお話をうかがいました。

新刊・・・新しい絵本も置くけれど、新しい本が入ったから古い本が消えるんじゃあ困るんです。
長く読まれているよい絵本もたくさんありますからね。
だから限られたスペースで好きな本を並べられるか、苦労しています。

■遊美術とは?

「遊美術(あそびじゅつ)」は増田さんが主催する造詣教室で、年齢に応じてクラスが分かれ、
工作や映画作りなど幅広い作品を、真剣に遊びながら学びます。

勉強というのは、もともと遊びから始まったと思うんですよね。
大発明もひょんな思い付きから生まれたりするでしょ。
遊びながら、なにか閃くような場所にしたいというか。
いやいや来るのではなく、子どもたちがワクワクしながら走ってやって来る塾をしたかったんですよ。

■店内にガチャガチャが!

これ最近のヒットです(笑)
(詩人の)谷川俊太郎さんが来たときに、子どもたちと詩を一緒に作ったんですよ。
熱を加えると縮む板に、その詩やら絵やらを書いてカプセルに入れて(笑)

武田「あ、私のはカブトムシの絵ですね!」

谷川俊太郎さんのはね、
『やっぱりきみだね、僕のを当てたのは』
って書いてあるの。やでしょ、それ(笑)

■これからのイベントは?

秋に登山家の石川直樹さんの講演を行いますよ。
本が大好きな人で、去年「来年も来てよ」って言ったら、「いいですよ」って。

子どもに言うんですよ「やりたいこと全部やったら?」って。
それでエネルギーが切れたら、「ああ、自分には無理だな」とわかるでしょ。
大人は「一つのことを集中してやれ」っていうけど、子どもって、あっちこっちに興味が動くじゃないですか。
それが子どもの良いところだと思うんですよ。

これからも絵本を通して子どもたちと遊び、共に学んでいきたいですね!