つぅぴ~す「ナオちゃんの教えてエコ」2011年10月

「この町が好き!みんなにずっと住みたいと思ってほしい」
ふれあいモーニング・きっさ「いずみ」のみなさんにお話しを伺いました。

美味しいモーニングが食べられると聞きつけ、津市の泉ヶ丘団地の集会所にやってきました。

朝8時なのにたくさんの人が!(驚)
団地の活性や交流を目的として月に一度オープンするふれあいモーニング・きっさ「いずみ」。
私もさっそく参加費300円を払って待っていると・・・ボリューム満点のモーニングが!
めっちゃ美味しい!!早起きして来てよかった~。(笑)
毎回、90~130名の人が参加するそう。1番忙しい10時前後はとってもにぎやか!

■「スタッフもお客さんもボランティア!」

おそろいの名前入りエプロンと帽子が素敵~!ボランティアスタッフは30名近く、運営委員は8名ほど。平均年齢は60歳以上!
活動には買出しや前日の仕込み、当日朝の調理、盛り付け、配膳などたくさんあります!みんな1人1人ができるスタイルで参加し、役割や持ち場は自主的に決めるそう。「自然と役割分担できていますね。みんな大人ですから。(笑)」
なんとここでは、お客様もその場を盛り上げるボランティア!
参加していた美容室の先生は「仕事があって手伝えないけど、私は食べにくることでお手伝いしてるの」と笑顔。

■「きっさ「いずみ」の必要性」

泉ヶ丘団地では1900人の住民のうち70歳以上が400人超と高齢化が進んでいます。団地内のお店も後継者不足で継続できず閉店。住民同士が顔を合わす機会がめっきり減り、挨拶がなかったり、年配の方が便利なところへ引っ越してしまったりと、思っている以上につながりがなくなっていました。
「人とのふれあいをとりもどしたい!」「何かしなければ!」ときっさ「いずみ」をスタート。
今では、顔見知りが増え挨拶もにぎやかになり、なんと防災訓練の参加が2倍になったんだって。スゴイ効果だね!

■「もうひとつの効果」

「お互いに助け合う、実際に会って話すことがポイント。大人やでバラバラなのは当たり前やけど、1人の力ではなにもできん。その場でその人ができる役割を果たすことが大切なんです」と秋元さん。
「気がひきしまるし、元気のもと!自分達が楽しんでいるんです」と小谷さん。
きっさ「いずみ」ではみんなキラキラしています。女性はみんなとてもお洒落でキレイ!やっぱり女性が美しいとゲンキがでる!!これがにぎやか交流のパワーの秘訣かも。

■ナオちゃんの一言

ほんのり甘くて優しい味の本日の野菜サラダ「おからと豆腐」。らっきょがピリリと隠し味。本日のデザートはマンゴープリン。手作りの八つ橋とかもあるんだって!食べたい!いつ出すか教えて~!(笑)



※洗い場・盛付け場は一番忙しいところ。


※津医療生協片田・神戸支部が行う「健康チェックコーナー」
一志病院の清水先生も健康のアドバイスをしてます!「近くに住んでいるので」(笑顔)


※みんなワイワイ楽しそう!おしゃべりに夢中!
「毎回来ている。みんなに会うのが楽しみ」
「回覧板を見て知りました」
「サークル仲間から聞いて来ています」


※野菜売場 美里からひとりで売りに来ている辻本さん(中央)。「みんなに会えるのが楽しいね」


※販売コーナー。苔玉やリサイクル、地産地消の久居農林高校の生徒たちが育てた新鮮卵130円!(安っ!)


※モーニングは受付で渡されるこの木札と引き換えです。


※モーニングメニュー
パン、野菜サラダ、ゆで卵、デザート、ドリンク付き