三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2016年10月30日放送

津市大門で11月12日・19日に開催される『津ぅのドまんなかバル』!
全国で開催されているまちバル・まちなかバルと呼ばれるチケット制の食べ歩き・飲み歩きイベントの一つで、『津ぅのドまんなかバル』の開催は今年で3回目!
参加66店舗の中から、大門の老舗洋食店やお昼のお弁当屋さんが夜バルにも挑戦する姿、伊勢まぐろを振る舞うお店などを紹介します!

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今回ご紹介するのは、津市大門での取り組みです!
大門は、津観音を中心に広がる繁華街。
江戸時代から伊勢神宮に向かう参拝客でにぎわいましたが、現在は残念ながらシャッターをおろした店が目立ちます。

 

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そんな大門を少しでもゲンキにしようと3年前からスタートしたのが『津ぅのドまんなかバル』。
いま全国で開催されている『まちバル』と呼ばれるチケット制の食べ歩き、飲み歩きイベントのひとつで、津市大門に関係する有志が集まり、『津ぅのドまんなかバル実行委員会』を結成。運営しています。
実行委員は主にバルに参加するお店の人たち。
今年の開催は、11月12日と19日の土曜日で、なんと66店舗が参加します!

 

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『津ぅのドまんなかバル』実行委員長の増田芳則さんに、バルの仕組みを教えてもらいました。

「バルはエントリーチケット1枚と現金をお店に払うことで、ワンドリンクとワンフードを基本としたセットメニューを楽しめるという仕組み。
気軽に、はしご酒や食べ歩きができるようになっています」

エントリーチケットを使って、お安く気軽にはしご酒。
これを機会に、まだ一度も行ったことがないお店や、普段は敷居が高くて入りづらいお店に足を運んでもらい、地域全体で盛り上がろうというのが、この『津ぅのドまんなかバル』なのです。

 

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参加66店舗の中から、数店舗をご紹介。
まずは大正8年創業の『入栄軒』。
100年近くに渡って、伝統の洋食を津市民に提供してきた洋食の老舗です。

『ドまんなかバル』は前もって1冊6枚つづりのエントリーチケットを購入。
お店でエントリーチケット1枚と現金を渡してバルメニューを注文します。
バルメニューはエントリーチケット1枚+500円・700円・1000円のいずれかで設定されています。

 

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『入栄軒』オーナーシェフの村林秀浩さん。

「今回のバルでは2つのメニューを用意しています。
創業当初から作り続けている『タンシチュー』と、最近人気の『松阪牛のほほ肉赤ワイン煮込み』、お好きな方をチョイスしてください」

 

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入栄軒のバルメニューはグラスワインつきで、チケット+1000円。
伝統の『タンシチュー』、そして人気の『松阪肉のほほ肉の赤ワイン煮込み』です。

クラシックなソースはコクがありつつもサラッと。
タンは噛む必要がないくらい、やわらかく煮込まれています。

「通常はこの値段では出せませんが、津がもっとにぎやかになって欲しいとの思いから、ちょっと頑張ってみました」

と、村林さん。
普段はやや敷居の高い老舗だからこそ、この機会にぜひ味わってみてください!

 

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2軒目は『SUN LUNCH』。
普段はお昼のワンコイン弁当を販売、配達をしているお店ですが、今回のバルでは、はじめての夜営業にチャレンジ!

世界の瓶ビールと、サンランチ特製『夜デリプレート』がバルメニューです。
味がしっかり染み込んだカレー味のお肉に、食欲とお酒が進むことまちがいなし!
ソフトドリンクならチケット+700円、ビールだとチケット+1000円となります。

 

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「お昼のお客さんはみなさんお店を知っていてくれるので、夜、歩いているお客さんにも『SUN LUNCH』を知ってほしいという思いがあります」

と、岡副志津香さん。

普段は13時過ぎには売り切れてしまう人気のお弁当屋さん、夜に営業しているのは19日だけですよ!

 

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最後にご紹介するのは、今年4月、津都ホテルのそばにオープンした『おばんざいバルすみす』。
三重の海・山・川の幸をふんだんに使って、元砲丸投げ記録保持者の女将・市岡寿実さんがもてなします。

 

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今回のバルメニューは、人気メニュー『すり天』と今話題の『伊勢まぐろのお刺身』、そしてドリンク(生ビール・ハイボール・レモンチューハイ・ソフトドリンクのいずれか)のセットで、なんとチケット+500円!

「オープンしてからちょうど半年なので、お客さまに感謝の気持ちと大門の方にお返しする形で、提供させてもらおうと思っています」

と、市岡さん。
採算度外視、心意気で勝負です!

ところで、今回バル『伊勢まぐろ』を提供するにあたり、三重県漁業協同組合連合会にはこんな思いがありました。

 

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「『伊勢まぐろ』が育っている場所は国内のまぐろ養殖場の中でも最北東に位置しています。
冬と夏の海水温の温度に差があるため、天然に近い水質で育つようになっており、そのため本マグロならではの脂も乗りつつ、しかしさっぱりとした味わいに仕上がっています。
『津ぅのドまんなかバル』に来ていただいたみなさんに、ぜひ『伊勢まぐろ』を知ってもらい、そして食べてもらいたいと思っています。」

と、水産振興室の林美緒さん。

 

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『津ぅのドまんなかバル』は、今回ご紹介したお店以外にも、和菓子店、居酒屋、バーなどなど、全66店舗が、オリジナルバルメニューで地元を盛り上げます。

 

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『津ぅのどまんなかバル』実行委員の金峰智彦さん。

「実行委員として、大門という場所は知っていても来たことないお客さんに沢山足を運んでもらいたいです。
実はお店がたくさんあるんだ、ということをアピールしたいですね」

なんと金峰さん、バルの11月12日に向けて、その前日の11日に新店『FixDaimon』を出店予定。
もちろんバルにも参加しますよ!

「今まで以上に大門の町とお店を知ってもらい、気軽に『大門って面白いなあ』と感じて、来てくれるお客さんが増えると嬉しいですし、それを期待しています」

と、実行委員長の増田さん。

 

『第3回 津ぅのドまんなかバル』は、平成28年11月12日、19日に開催。
バルチケットは『津ぅのどまんなかバル』のサイトをごらんください。