甘くて美味しい「かぶせ茶」をもっと知ってほしいと、四日市市の地元茶農家がカフェをオープン!
お茶の美味しさを教えてくれます!
武田「皆さんは「かぶせ茶」ってご存知ですか?
今回は『かぶせ茶カフェ』というところに伺って、「かぶせ茶」について色々勉強しようと思います!」
『かぶせ茶カフェ』は2010年11月22日(いい夫婦)の日にオープンした地元農家のカフェ。
店は実際に2000年まで住んでいた家が使われており、お道具や食器類は蔵に入っていた年代物です。
「かぶせ茶」とはどんなお茶なのか・・・清水さんにお話を伺いました。
清水「『かぶせ茶』は新芽が出てきたら覆いをかけて日光をさえぎります。こうして14日おくことによって、渋みが少なくアミノ酸たっぷりの、甘くて美味しいお茶ができるんです」
なんと、マルシゲ清水製茶の茶畑は、栽培面積が約10ha(東京ドーム約7個分)あるんだそう!
■かぶせ茶体験!
ここでは、美味しいお茶の入れ方を教えてもらえるんですよ。
武田「毎回清水さんが出されるんですか?」
清水「そうですね。
一煎目はお湯の量をはかって温度を冷ました『湯冷まし』が入っています。
40度くらいにわざとぬるく冷ましてから入れます。
あえてぬるい温度で、じっくり甘味を引き出します」
甘い!渋みがほとんどありません!
二煎目以降はお客さんの好きな濃さと温度でいただけますよ。
残った茶葉ももちろん使用。
急須に残った茶殻が新芽の「おひたし」になっているので、残さずすべて味わえます。
醤油やポン酢をかけてどうぞ。
清水さんは、古くなったお茶や、ティーパックをお風呂で入浴剤として使うそう。
それで顔をマッサージするとお肌がツヤツヤになるとか・・・。
それにしても食べたり、お風呂に入れたり・・・最後まで使い切るところがエコですね!
■清水さんの夢は?
清水「かぶせ茶の生産量が三重県は1位なんですが、なかなか知名度がないのが現状なんです。
なので、一人でも多くの人に「かぶせ茶」気軽に飲んでもらって知ってもらうのが、今後の課題です!」
甘くて美味しい「かぶせ茶」の知名度アップ、がんばってくださいね!