三重テレビ『ハピ3!』2017年4月1日放送

日本一硬いせんべいは忍者秘伝のつくりかた!? 小澤製菓の昔ながらの製法で、一枚一枚丁寧に作られる様子は必見です!

伊賀名産の美味しいものといえば『かたやき』! 今回は『日本一硬いせんべい』といわれる『かたやき』の工場見学に行きたいと思います!

 

こちらが『かたやき』とせんべいの製造直売を行っている『小澤製菓』。

 

工場見学ができるそうですが、そもそも『かたやき』とはどんなお菓子なのか、小澤製菓の小澤基応さんにお聞きしました。 「かたやきというのは戦国時代、日持ちがするため伊賀忍者の携帯非常食だったと言われています。 非常に固く、香ばしいのが特徴です」 伊賀銘菓となった現在では、『日本一硬いせんべい』として有名になっています。

 

どのくらい硬いかというと、木槌で割らないと食べられないほど!

 

硬いけど、美味しい! 香ばしくて、砂糖の甘い柔らかい味わいがあります。 『かたやき』は口の中で軟らかくするのが本来の食べ方。 相性抜群のお茶に浸して食べるのもオススメです。

 

そんなとっても硬い『かたやき』の秘密にせまるべく、工場見学を開始! 『かたやき』の主な材料は小麦粉と砂糖のみ! 奥深い味わいを出すために、美味しい小澤製菓では白砂糖に黃双糖(黃ザラメ)をブレンドして使用しています。 ※ その他にゴマ・青のり・植物油脂・膨張剤も含まれます

 

すごい! ずっと使い続けているため、まな板が凹んでいます!

 

ここが実際に焼くところです。 生地は鉄板の上で叩いて成形し、約30分かけてじっくり焼き上げます。 すべて手作業で、1日に7000〜8000枚ほど焼きます!

 

『かたやき』が固くなるのは冷めてから。 『やわらかやき』は冷めて固くなる前の『かたやき』のことで、工場見学参加者はできたての『やわらかやき』を1枚もらうことができます。 確かに柔らかく、パンのような味わい。 これは工場まで来た人だけの特権ですね!

 

昔ながらの作り方を見学できるのは貴重な体験! 見学時間は30分ほど。 生地づくりから見ることができ、1人からでも見学可能です。 春休み期間中、社会見学も兼ねていかがでしょうか?

 

かたやき工場見学 場所 小澤製菓 日時 月〜金曜日 約30分ほど 料金 無料(やわらかやき1枚付き)    参加は1〜15名までで、要予約    午前中は全工程を見ることができます お問い合わせ 0595-23-1352