三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2011年10月30日放送

その名の通りワイワイガヤガヤと賑やかに!
手作り工芸品やオリジナル商品を作って販売!
「ふるさと・紀伊長島」をよりゲンキに、より賑やかにしようとがんばっています!




紀北町紀伊長島に、手作り工芸品やオリジナル商品を作って販売しているお店があります。
どれもこれも素朴で可愛らしく、また実用性に富んでいるものも多く…。



これらの商品を作り、地域をゲンキにしようとがんばっているのが、『手づくり工房・ワーイワイ』のみなさん!

工房の設立は平成18年。
中高年の人たちの生きがいや健康づくりに役立てようと活動開始した、手作り工芸品、オリジナル商品の作成・販売などを行う地元主婦グループです。



作っているのは、お正月に向けた『お年玉袋』と、来年の干支である『辰』。
『手づくり工房・ワーイワイ』で作られるのは、主に古紙や古布、端切れを利用した作品。
様々なアイデア・工夫を凝らした作品が生み出されていきます。

『辰』も、メンバーのみなさんたちが、自分で製図し、色も決めて作成しています。



こちらは、笛付きの防災頭巾です。
防災への関心が高まっている今だからこそと、地域で求められているものが何かを考えたこの商品。
作った枚数、なんと300枚だそうです!



また、最近では手芸品だけでなく、加工食品の製造・販売にも乗り出しました。
イラストやネーミングも、自分たちで考えました!



そんな『手づくり工房・ワーイワイ』を、大紀町の船木・三瀬川地区を拠点に活動している『船三ひまわり会』が訪問。
『ひまわり会』は、「もったいない」という気持ちから、不要品を再利用した手芸品をつくり、販売しているグループです。

同じ「モノづくり」で地域をゲンキにしようと活動する先輩の元へ、勉強に訪れたのです。

『ワーイワイ』のみなさんの拠点である店舗の視察では、ところ狭しと並んだ手芸品の数々に、興味津々。
材料費を使わず、いかに良い商品を作ることができるか…真剣にアドバイスを聞いています。



『ワーイワイ』のものづくりを、『船三ひまわり会』の皆さんで体験!
最初に、『ワーイワイ』のみなさんが先生となって、作り方の見本を見せます。
そして、教えてもらいながら、『ひまわり会』のみなさんが、実際に製作します。



出来上がったのは、古布を使ったお雛様。
ここではちりめんを使いましたが、風呂敷などでも作れるということで、大好評!



花のブローチも完成しました!
なんとこちらは新聞紙を使用!
その色合いを生かした、世界に1つだけの花です。



ワイワイ、ガヤガヤ、笑って話して。
にぎやかに地域の絆づくり。
そして、世界にひとつの作品づくりを通じて、華やかに、きらびやかに、地域おこし。
住む地域は違えど、「自分が住んでいる地域をゲンキにしたい」という思いは一緒。
『船三ひまわり会』のみなさんも、船木・三瀬川地区を盛り上げたいとの思いで、ここまで来ました。

そんな『船三ひまわり会』の思いを受け、さらに明るい紀伊長島のために、『手作り工房・ワーイワイ』のみなさんは、頑張り続けます!