ただいま『お伊勢さん菓子博2017』開催中!
そこでM子も『勝手に菓子博』を開催!
伊勢市内の伝統あるお菓子屋さんをめぐります!
それこそ数え切れないくらい内宮を訪れているのに、お店の場所をまったく知りませんでした。
『太閤出世餅』。
内宮へ行く際は、赤福五十鈴川店近くの駐車場に車を停めて、そこからおはらい町を散策しながら・・・というコースになっているので、国道23号線側にお店があるとは思いもよりませんでした。
宇治橋のすぐ近くにあって、びっくり。
店内には妙齢の女性店員さんが2名。
お店を撮らせてもらってもよいかと尋ねると、こころよく「ええですよ」と。
でも本人は恥ずかしいとのことで逃げてしまいました。
取り扱っている商品は『太閤出世餅』のみ。
潔いですね。
店内でいただくことも可能。
お店なのに、田舎のおばあちゃんの家に来たような心地よさです。
さて購入したのはこちら。
『太閤餅』と『太閤出世餅』の両方が書かれていて一瞬混乱しましたが、『太閤餅』は社名なんですね。
それにしても伊勢のお菓子はどれも包装紙に趣があります。
こちらは創業永禄8年(1565年)。
なんと室町時代の後期ですよ!
そもそも太閤様(豊臣秀吉)に献じ、「美味なり」との言葉を賜ったことから『太閤出世餅』と名づけられたそうですし。
それにしても、そんな時代から伝わっているって、すごい・・・。
お、中は個別包装です。
意外と現代的。
購入したのは12個入りで1030円。
消費税が3%時代から価格変動なしということでしょうか。
けっこう平らな感じです。
お餅部分はムッチリというより、歯離れの良い感じ。
あんは細かめのつぶあんで、甘さもかなり控えめ。
これなら甘いものが苦手な人でも、パクパク食べられそうですよ!
保存料が無添加なので、安心していただけます。
店内でいただく時は、四季に応じて抹茶や氷入り抹茶、ほうじ茶などがつくそうです。
また冬にはぜんざいも食べられるようですよ。
この『太閤出世餅』がどうぜんざいになるのか、ちょっと気になりますね。
冬はおばあちゃんの居間のような店内で、ぜんざいを食べてみます!
ご馳走様でした!