ただいま『お伊勢さん菓子博2017』開催中!
そこでM子も『勝手に菓子博』を開催!
伊勢市内の伝統あるお菓子屋さんをめぐります!
実はたまたま通りすがったところ、「美味しいオーラ」が出まくっていました。
二見町の『旭家酒素饅頭製造本舗』。
お店の外まで、糀の甘い香りがふわふわとただよっていました。
外看板によると、お店は創業100年以上!
大正2年創業だそうです。
私、酒飲みなくせに酒饅頭が苦手なのです。
あの酒粕の香りが強すぎるというか。
でも、こちらのお店からただよってくるのは、はんなりと甘い香り。
店内はご家族で作られているのか、おじさんと若夫婦らしき人たち。
本当に売り場の横の作業場で作っています。
この日は甘酒も300円で販売していました。
飲みたかった・・・でも、お昼を食べたばかりでお腹がいっぱいで、泣く泣く断念。
販売しているのは、酒素饅頭と甘酒のみ。
甘酒もおそらく寒い時期限定かと思われます。
包み。
素朴で可愛らしいです。
『二見浦 日の出拝んで 酒まんじゅう』
いいですね。
ご主人とか、先代のご主人が詠ったのかしら。
中の包みは経木。
酒素饅頭の湯気を吸い、しっとりとしています。
経木の香りも良いです。
『酒素饅頭』10個入り820円。
開けるとあの甘い香りがふわっと。
いかにも手づくりという感じです。
中身は細かめのつぶあん・・・つぶしあんって言うの?
北海道産小豆100%ですって。
あんこは甘みがそこまで前に出てくるわけでなく、それよりも小豆の風味が強く、「今まさに豆を食べている」という気持ちになります。
そしてね、皮が!
皮が美味しい!
ムッチムチで噛むと糀の香りがふわ〜っと。
でもお酒の香りとは別物なんです!
もっと優しくて心地よい香り。
普通の酒饅頭と違い、お酒や酒粕を使っていないのと、糀を自然発酵させているからでしょうか。
店内でいただけるそうなので、寒い時期に、できたて熱々をほおばったら、最高に美味しいだろうな。
そしてきっと、甘酒も優しい味わいに違いないです。
賞味期限は翌日まで。
固くなってしまったら、オーブントースターで軽く焼き目が着くまで焼くと、また違った美味しさがあるとか。
ここのお饅頭はきっと、ここでしか買えないのだろうな。
ぜひとも再訪したいですね。
ご馳走様でした!