『M子の地産地消レストラン』2017年5月

ただいま『お伊勢さん菓子博2017』開催中!
そこでM子も『勝手に菓子博』を開催!
伊勢市内の伝統あるお菓子屋さんをめぐります!

二見町、『旭家酒素饅頭』と同じ通りにある『御福餅本家』。
こちらも伊勢を代表するお菓子のひとつです。
創業は元文3年、暴れん坊将軍吉宗の時代で、なんと270年以上の歴史があります。
お菓子を通して歴史を身近に感じますね。
店内は販売の他に、イートイン・・・というか茶の間風なスペースあり。
お邪魔したときも、近所のおばさまが歓談していました。
なんというか、家庭的な雰囲気。
売り場の奥には作業場があり、実際そこで手作業で作っているようです。
(この日は午後だったためか、作業はしていませんでした)
のどかでよい感じのお店ですね。

 

というわけで、買ってきたのがこちら。
『御福』というのは、二見興玉神社に祀られている『天鈿女命』のことをサシているのだそう。
商品名が『御福餅』なのに、包みには『お福餅』というのが不思議ですね。

 

中箱。
賑わっていた頃の町並みでしょうか。
『名物おふくもち』と書かれていますね。
伊勢のお菓子屋産の包みはどれも見ているだけでも楽しいです。

 

購入したのは8個入り740円。
某福よりも、1個が若干大きめサイズかな?
表面がザラッとしていて、手作り感があります。
実際、詰めるのもすべて手作業だそうです。

 

断面ショーしようとしましたが、あんが柔らかくて崩れてしまいそうなので断念。
中にはかなり柔らかめのお餅が!
お餅は熊本産の『ヒヨク米』、あんは北海道産の小豆の、美味しい部分だけを使用。
あんこが素朴な味わいで、かなり好みです!
キメの整ったこしあんというより、親しい誰かが作ったかのようなこしあん。
甘さがやわらかく、大きめだけど食べやすいです。

実は私、夏に販売している『お福アイスマック』も好物なのです。
最初スーパーで発見した時は何かと思いましたが、食べてみるとあっさりとした甘さで、小豆の味を感じることができました。
はよ、夏来い!

ご馳走様でした!

 

御福餅本家
住所 三重県伊勢市二見町茶屋197-2
TEL  0596-43-3500
営業時間 9:00〜17:00
定休日 年中無休