ただいま『お伊勢さん菓子博2017』開催中!
そこでM子も『勝手に菓子博』を開催!
伊勢市内の伝統あるお菓子屋さんをめぐります!
二見町、『旭家酒素饅頭』と同じ通りにある『御福餅本家』。
こちらも伊勢を代表するお菓子のひとつです。
創業は元文3年、暴れん坊将軍吉宗の時代で、なんと270年以上の歴史があります。
お菓子を通して歴史を身近に感じますね。
店内は販売の他に、イートイン・・・というか茶の間風なスペースあり。
お邪魔したときも、近所のおばさまが歓談していました。
なんというか、家庭的な雰囲気。
売り場の奥には作業場があり、実際そこで手作業で作っているようです。
(この日は午後だったためか、作業はしていませんでした)
のどかでよい感じのお店ですね。
というわけで、買ってきたのがこちら。
『御福』というのは、二見興玉神社に祀られている『天鈿女命』のことをサシているのだそう。
商品名が『御福餅』なのに、包みには『お福餅』というのが不思議ですね。
中箱。
賑わっていた頃の町並みでしょうか。
『名物おふくもち』と書かれていますね。
伊勢のお菓子屋産の包みはどれも見ているだけでも楽しいです。
購入したのは8個入り740円。
某福よりも、1個が若干大きめサイズかな?
表面がザラッとしていて、手作り感があります。
実際、詰めるのもすべて手作業だそうです。
断面ショーしようとしましたが、あんが柔らかくて崩れてしまいそうなので断念。
中にはかなり柔らかめのお餅が!
お餅は熊本産の『ヒヨク米』、あんは北海道産の小豆の、美味しい部分だけを使用。
あんこが素朴な味わいで、かなり好みです!
キメの整ったこしあんというより、親しい誰かが作ったかのようなこしあん。
甘さがやわらかく、大きめだけど食べやすいです。
実は私、夏に販売している『お福アイスマック』も好物なのです。
最初スーパーで発見した時は何かと思いましたが、食べてみるとあっさりとした甘さで、小豆の味を感じることができました。
はよ、夏来い!
ご馳走様でした!