私の周りにファンの多い『へんば餅』。
自動車で立ち寄りやすい『宮川店』へとやってきました。
数年前に改築し、スタイリッシュな外観となっています。

店内には『へんば餅』の由来が。
安永4年（1775年）に、現在より9代前の先祖が、参宮街道宮川のほとりに茶店を設け、餅を商いはじめたのが始まりだったそうです。
参宮する人たちが、ここで馬を返したことから『へんば餅』と呼ばれるようになったとのこと。
よく、京都の老舗は歴史が深いといいますが、伊勢の老舗もなかなか深いですね。

外包装。
おお、ちゃんと馬に乗っていますね。

中包装は経木と紙でしょうか。
『明野』と書かれているのは、本店の地名ですね。

10個入りで800円。
お手頃価格ですね。
5個ずつ包装されているのは、乾燥防止と品質保持のためでしょうか。
他に15個入り、20個入りも販売していました。
また、店内では2個160円をお茶と一緒にいただくことができます。

特徴的なのが焼き目とお餅。
お餅の表面がツルッとしているんですよ。
なのに噛むと、ムチ〜っと伸びるんです。
そしてあんもお餅に合わせたかのような、どこまでもなめらかなこしあん。
甘いけど甘すぎず、焼けた部分の風味もよく、気がつくと5個くらい一気に食べてしまいそうで怖いです。

お餅と一緒に入っている案内の紙に『美味とは申せませんが風情ある田舎の名物として・・・』などと書かれていますが、何を仰りますか！
しっかり美味しいですよ！

最後に店内の商品紹介。
実はこちらは『さわ餅』も『赤飯弁当』も『昆布佃煮』もめちゃめちゃ美味しいのです。
しかして『さわ餅』は消費期限が当日なので、へんば餅を買ってしまうと食べきることができない気がして、泣く泣く諦めているのです。
次回は必ず『さわ餅』も『昆布の佃煮』も買います！

ご馳走様でした！