新しい古道の歩き方 「海と山を結ぶ交易の道・北山道を行く」
■開催日時
平成29年5月27日(土) 午前10時~午後3時
※雨天の場合6月10日(土)に延期
■集合場所
熊野市紀和町後地
■内容
熊野古道伊勢路は、花の窟神社から、浜沿いに速玉大社へ向かう「浜街道」と、熊野本宮大社を目指し内陸を行く「本宮道」に分かれます。その本宮道の風伝峠を越えた先の後地から分岐し、吉野方面へと北上する道が北山道です。
吉野への最短ルートであるこの道は、古くから、海の幸と山の幸が行き交う生活の道として利用されてきました。また、最初の峠道「通り峠」を越えると、日本の棚田百選のひとつ、丸山千枚田があり、高低差約160メートルの斜面に約1,340枚もの水田が並びます。この北山道は、熊野三山へ向かう巡礼の道とは異なるため、世界遺産には登録されていませんが、地域の人たちによって文化的景観が保たれている古道です。
今回のツアーでは、苔むした通り峠を越えて、丸山地区から更に赤木地区を目指して北山道の続きを歩き、赤木城跡を遠望した後、丸山千枚田を抜けるルートを散策します。かつて生活道として熊野の人々が行き来した北山道や、田植えを終えたばかりの丸山千枚田の美しい棚田の風景を満喫していただきます。
【スケジュール】
9:30 受付
10:00 挨拶・ガイド紹介、準備運動
10:15 出発
通り峠入り口→通り峠→展望台→丸山地区
11:30 昼食
12:00 北山道の続き→赤木城跡展望所
13:20 県道40号(約2km)→丸山千枚田
14:20 千枚田散策→林道→通り峠入り口(駐車地)
15:00 解散
【参加費】500円(資料代・保険料を含む)
【定 員】20名(要申込・ 応募多数の場合抽選 )
【講 師】川口洋司氏(熊野古道語り部友の会会員)
【募集期間】4月27日(木)~5月20日(土)午後5時まで
【持ち物】歩きやすい服装と靴、弁当、飲料、雨具、その他各自必要なもの
【その他】一般 歩行距離約10km(約3kmの舗装道路、標高差約200mの峠歩きを含む)