三重テレビ『ハピ3!』2017年5月20日放送

太陽の光を2週間前後さえぎって新芽を育てる『かぶせ茶』!
今の時期は、そんなかぶせ茶の新茶と美味しいスイーツを楽しむことができます!

こちらは県内でも有数のお茶所、四日市水沢のお茶畑です!
茶畑が黒いシートに覆われていますね。

 

『マルシゲ清水製茶』の清水聖一さんに、こちらのお茶の秘密を教えてもらいました。

「これは『かぶせ茶』といい、覆いをかけることで渋み成分が少なくなるのです」

『かぶせ茶』は刈り取る1〜3週間前の新芽に黒い覆いをかぶせる栽培方法。
覆いをかぶせ遮光することで、渋みを抑えた甘みのあるお茶に仕上がります。

 

三重県はかぶせ茶生産量全国1位!
なかでも水沢地域ではかぶせ茶つくりが盛んで、新茶の季節には水沢一帯の茶園が、黒い覆いで埋め尽くされるほど!
かける覆いの数は、およそ2500本!
大変な作業です。

 

そんな美味しい『かぶせ茶』をいただけるのが、『マルシゲ清水製茶』が運営する『かぶせ茶カフェ』。

 

『かぶせ茶カフェ』の清水加奈さんに、こちらのメニュをお聞きしました。

「『かぶせ茶カフェ』ではさまざまな品種や種類のかぶせ茶を選ぶことができ、新茶の時期には製茶したてのお茶を楽しむこともできます」

新茶の時期は5月初旬から。
今まさにその季節です!

 

こちらが『お茶膳』。
すべてのお茶に、お菓子とあられ茶漬け付いていて、600円です。

 

お茶の味が濃いです!

 

かぶせ茶を美味しく飲むポイントはお湯の温度!
熱めだと渋みが増しさっぱり味のお茶に、ぬるめだと甘みが増し、まろやかな味になります。
香りがふわっと広がるのは、一煎目だけの特別な味わいです。

 

お茶膳のお菓子は、洋菓子か和菓子を選択することができるんですよ。
この日の洋菓子は『かぶせ茶ムースケーキ』、和菓子は『かぶせ茶ようかん』でした。

 

あられ茶漬けは、塩昆布と粉末のかぶせ茶をあられの上に。
そしてお茶をかけて、『お茶漬け』として味わってください。

新茶の時期には『新茶膳』として製茶したてのお茶を楽しむことができます!
美味しいお茶に感動することまちがいなし!

店内ではかぶせ茶の茶葉やお菓子も販売。
さらに新茶の時期には、手摘み体験も行っています!

 

みなさんもぜひ『かぶせ茶カフェ』にお越しくださいね!