桜の名所を作るため、市民の皆さんと植樹を続けて10年!
2011年の今年、なんと1000本を達成しました!
今回お邪魔したのは「朝熊山麗公園」。
この辺りで、冬桜の植樹活動されている方がいらっしゃるそうなんですよ~。
こちらが『伊勢の国冬桜の会』会長の小西さん。
冬桜について、お話を伺いました。
小西「冬桜というのは、秋から春に咲き誇る桜で、11月中頃に満開なる珍しい桜なんですよ。
最初は白っぽく、それから徐々にピンク色が濃くなって行き、長い期間楽しめるのが特徴です」
『伊勢の国冬桜の会』は2002年から市民と冬桜の植樹活動を行なっている団体。
会長の小西さんが、愛知県小原村(元豊田市)で満開の冬桜を見て感動したことから、伊勢にも冬桜の名所を作りたいと活動したのがきっかけです。
この木は植樹してから6~7年のものだそう。
今年で植樹をはじめてちょうど10年、1000本の植樹を行って来ました。
『伊勢の国冬桜の会』会員は100人くらいですが、植樹の時に参加する市民の方々は、多い年では350~400人。
親子で参加することで、共通の思い出ができ、こどもが親となった時に、次世代に繋げてもらえれば…との思いが込められています。
実は『伊勢の国冬桜の会』の元は、『カラス会』という勉強の会だったのだそう。
「カラス会」は地域の活性化や勉強会などで、相互交流を図ろうという目的で始められた会。
好奇心旺盛で、遊びながら学習していくカラスの姿から学び、固定観念に囚われた自分たちの生活を変えようと呼びかけたのがきっかけだったとか。
これからの「カラス会」「伊勢の国冬桜の会」として、これから何かやってみたいことは?
小西「今年は東日本大震災の支援ということでチャリティーバザーを2回行ったり、
(先日の)2011年11月5日には、チャリティーコンサートも開催しました。
しかし、しなきゃならんことや、やりたいこと…まだまだたくさんありますんでね!」
小西「だからあと100年ぐらい生きとらないかんかな!」
小西さん、これからもますますパワフルに活動して下さいね!