三重テレビ『ハピ3!』2017年6月10日放送

昭和の香りが残る『鳥羽なかまち』!
今もどこか懐かしく、気取らない雰囲気のお店がたくさん残っています!
そんな趣のある『なかまち』をぶらり散策しちゃいます!

鳥羽のまちなかに、『かどや』と書かれた大きなお屋敷を発見!
こちらはどういった施設なのか、廣野克子さんにお聞きしました!

「こちらは『大庄屋かどや』といいまして、もともとは薬屋さんを営んでいました建物です」

 

『かどや(角屋)』は鳥羽の大庄屋『廣野家』の屋号で、戦前まで薬屋として営業していました。
平成18年には主屋・内藏・土蔵が国の登録有形文化財に登録されました。

 

屋内には当時使われていた製薬道具や民俗資料などが展示されていて、誰でも自由に見学することができます。

 

さらに『鳥羽なかまち会』について、代表の坂田さや香さんに教えてもらいました。

「『鳥羽なかまち』は『かどや』を中心に、鳥羽3丁目〜4丁目の商店や神社など16店舗が参加する会です。
どこか懐かしい昭和の雰囲気を楽しむことができますよ」

 

そこでまずは『かどや』内を探索!
主屋は江戸期と明治期の建築に分かれ、鳥羽の歴史的な町屋景観の特徴を残しており、江戸・明治の資産家の様子を知ることができます。
※平成23年から修理工事が行われ、現在の姿に復元

明治時代の部分は、明治17年に改築。
つまり100年以上前になるんですね!

 

一番の特徴は、『ガラス欄間』。
当時流行りのハイカラ風を取り入れたもので、この他にもステンドグラス風のガラスを使用するなど、細やかな趣向が凝らされています。

 

今度はまちに出て、発行されている『鳥羽なかまちマップ』を持って、ゆっくり散策します!

 

『海童工房 魚寅』さんを発見!

「地元鳥羽をはじめとする、伊勢志摩で上がった魚介類を自家工房で燻製や加工したものを販売しています」

と、『魚寅』の杉田公司さん。

 

『鳥羽産 牡蠣の燻製』『鳥羽小浜産 寒ぼらの燻製』『鳥羽小浜産 蛸の炊き込みご飯の素』・・・どれも美味しそうです!

 

オススメは『牡蠣の燻製オリーブオイル漬け』1瓶930円。
噛むと濃厚で、噛むほどにエキスが出てきます!
生の牡蠣とは違った美味しさがありますよ!

 

歩いてみると、昭和レトロな雰囲気が、かえって新しさを感じます!
『鳥羽なかまち』参加点は16ヶ所。
『オレンジかまどの旗』が目印です。
みなさんもぜひ、ゆっくりとまち歩きを楽しんでください!