熊野古道自然学校「磯の観察会~見つけよう!不思議な海の生きものたち」

■開催日時

2017年7月22日(土)10時00分~12時00分  
※雨天・高波の場合は翌日に延期

■開催場所

(受付)熊野古道センター駐車場
(行先)行野浦海岸

■内容

尾鷲市向井にある三重県立熊野古道センターでは熊野古道周辺の自然や植物、生きものについて学ぶ熊野古道自然学校を定期的に開催しています。今年度第2回の熊野古道自然学校では、熊野灘沿岸の海辺の生き物について学ぶ「磯の観察会」を、当センターから10分程の場所にある行野浦海岸にて行います。紀伊半島の東側にある熊野灘は、黒潮の影響で水温が高く、冬でも温かいため、生き物も豊富です。熊野灘にはたくさんの入り江があり、海岸は、砂浜が少なく、ほとんどが「いそ」と呼ばれる岩礁海岸です。このような磯では、干潮時に普段は水の中にいて見ることができない様々な生物を、海に潜らなくても観察することができます。この満潮と干潮の間に現れる場所を潮間帯と呼び、場所によってみられる生物の種類が異なるため、これらを観察することで分布状態を知ることができます。例えば、潮間帯上部の乾いた岩には、タマキビが、その下の濡れた岩にはヒザラガイやイシダタミなどの巻貝が、タイドプール(潮だまり)では、海藻やヤドカリ、イソギンチャクなどを見つけることができます。生き物たちがどのような場所で、どのような生活をしているかを、実際に見て、触れて、感じて、学びます。

≪スケジュール予定≫
  9:30 受付開始(熊野古道センター)
  10:00 挨拶、講師紹介、行程説明
  10:10 行野浦海岸へ移動
  10:20 生物観察会、解説
  11:45 まとめ
  12:00 終了
※都合により、予定時間や内容を変更する場合があります。

【料 金】500円(保険代、資料代含む)
【定 員】20名(要申込、応募多数の場合は抽選)
【講 師】栗藤和治氏(日本自然保護協会自然観察指導員)
【受 付】6月22日(木)~7月15日(土)午後5時まで