三重県南端紀宝町鮒田に鎮座する『牛鼻神社』(牛鼻は地名)

由緒は古く 熊野速玉大社の元宮ともいわれます。
景行天皇(日本武尊のお父さん)の南方征伐の折、兵糧米を提供した千翁命が「穂積」の姓を賜り、命の三子はそれぞれ「宇井」「榎本」「鈴木」の姓を賜り、地元の祖神としてここに祀られているということです。
因みにこれを熊野三党と呼び、後に起こった「南蛮の乱」に戦功をあげます。
社殿は伊勢神宮外宮の様式外削ぎの千木に奇数の鰹木ですが、千木の風穴は一つ多く三つ開いています。
相野谷川水門が近くに見えます。