『いなべは ええとこ ばっか』参加者募集のお知らせです。

 歴史好き よっといで~!!
 一緒にいなべの「ええとこ」見つけませんか?
 第1回 日時 平成29年9月28日(木) 13時半~16時
     場所 持光寺
     テーマ 伊勢輯雑記より
     講師  北勢地域インターブリタ―協会主宰
             川合延雄先生
         いなべ市の語り部の活動紹介 出口保男
 第2回 日時 平成29年10月18日(水) 13時半~16時 
     場所 桐林館
 第3回 日時 平成29年10月26日(木) 13時半~16時
     場所 善長寺

※1回だけの参加も可能です。

【お問い合わせ・お申し込み】
TEL 0594-72-3368(代表 伊藤)

『金剛山 持光寺』(大正図書博物館)
浄土真宗本願寺派、本尊は阿弥陀如来です。始め、「久保院阿弥陀堂」と号し、鎌倉時代は尾張国海西部に開基したと門前の由緒に記されています。
室町時代に北勢町治田寺山(はったてらやま)の東麓に移った後、永禄10年(1567)、織田信長の兵火に罹って堂宇をことごとく焼失したため丹生川の現在地に移されたそうです。
その後、小杉村に持光寺を建立し、丹生川の旧坊は通寺となり留守居がおかれるようになり、幕末の頃、長楽寺に生まれた僧宗英(そうえい)(第20世)が来て独立寺院とし、明治13年(1880)に現在の本堂を、翌年鐘楼を建立されています。
隣接する『大正図書館』は大正2年(1913)に開設されています。
第21世巌英(がんえい)がアメリカに布教に出かけた時、アメリカの各村に図書館があるのに感化され、帰国後、庫裏を改築し図書館としたそうです。
『伊勢輯雑記』は丹生川下村(現在丹生川久下)の医師 松宮周節の著作で、伊勢国(三重県)中を歩き回り、伊勢国に関する歴史、地理などが詳細に記載されています。
「丹生川久下墓地」にはこの松宮周節の像があります。

写真 近藤順子さん