大紀町の6つの地域が毎年持ち回りで開催。
8回目の今年は大内山での開催であった。
大内山での開催場所は、旧大内山中学校のグランド。
残念ながら前日からかなりの雨。
こりゃあ中止だろうなあ、と思いつつ津市から車で向かったのであるが、盛大に開催していた。
この祭りはなぜか雨に当たることが多く、雨ごときでは中止にしない、とのことであった(笑)。
なんとグランドにはテントがずらりと並び、埋め尽くされている。
テントを並べて通路も作られている。
もはや即席のテントアーケードだ。
雨なんぞに負けないぞという大紀町民の気概を感じる(笑)。
だから、大紀ふれあいまつりに出かけようと思った際、雨が降っていてもあきらめてはいけない。
気合を入れて大紀町へ向かうのだ。
それにしてもこのテントの設営は大変だったろうなあ。
実行委員のみなさんに頭が下がる。
さて、大紀ふれあいまつりは、
- 大紀町の自然のめぐみの食のふるまい
- 大紀町の特産品などのバザー
- 搾乳体験や木工教室などの体験コーナー
この3種のブースと、ステージで開催されるさまざまなイベントによって構成されている。
上の写真は、大紀町錦のみなさん。
大紀町で唯一海に面した錦であがった鮮魚や干物が販売されていた。
野原村元気づくり協議会のみなさんも出店していた。
廃校になった小学校を拠点にして、ジビエ料理やカフェでたくさんの人を集めているところ。
取材で何度もお世話になったし、わたくしも地元の人と視察にお邪魔したこともある。
錦で活動するISOMON6のみなさんは、勾玉(まがたま)削り体験を実施していた。
元気なお母ちゃんたちに引きずり込まれそうになるが、いきなり勾玉をガリガリ削っている場合ではないのだ。
ちょっと待っておくれ(笑)。
ステージで開催されるのは、
・牛ちゃんマンボ
・マグロ解体ショー
・相可高校ブラスバンド
・子どもみこし
・牛乳早飲み大会
・乱舞キッズ
・四季の歌踊り
・魚釣り大会
と、これまた盛りだくさん。
しかし、この大紀ふれあいまつりのすごいところは、ここからなのである。
テントの下にずらりと出来た行列。
これは、ふるまいを待つ行列なのである。
そのふるまいとは・・・・?
大紀町が誇る七保牛のサイコロステーキ!!!
七保牛なんて聞いたことがない?
そうなんです!!
七保牛は、松阪肉として販売されているため、そのブランド名はあまり高くはないものの、非常に高い評価を得ている牛肉なのだ。
それをジュージューと豪快に焼いてふるまい!!
そう、無料です!!
大紀町を流れる大内山川は、透き通った水とアユ釣りで有名。
実はこの大内山川は、「清流めぐり利き鮎大会」において、2年連続準グランプリを獲得しているのだ。
その鮎をその場で焼いてふるまい!!!
ウソでしょ!!
そして大内山といえば、三重県人はみな声を揃えるであろう、「牛乳」!
その大内山牛乳を贅沢に使ったクリームシチューもふるまい!!
アチアチ、フホフホ。
うんまー!!
本当にいいですか、こんなにふるまってもらっちゃって!!!
他にもね、
マグロのお刺身、
お餅、
打ちたてのそば、
ぜんざい、
お茶などなど、どどーんと大盤振る舞い!!!
わたくし、もう毎年このまつりに通う!!(笑)
とはいうものの、地域のおまつりですからね、隣のお宅にちょっとお邪魔する
くらいのつもりで、謙虚に遠慮がちにお出かけしたいなあと思っております。
大紀町のみなさん、ありがとうございました!!!