日本遺産のまち「明和町」の魅力発見

都から斎王群行と呼ばれる5泊6日の旅により、斎宮へと入った斎王。実際には、斎宮で何をして、どのような暮らしをされていたのでしょうか。

斎王の一番の務めは9月の神嘗祭、6月、12月の月次祭の年3回のみ伊勢神宮に赴き奉仕をすること。それ以外は斎宮で慎みを保ちながら祈りの日々を過ごし、神と人の架け橋となっていました。斎宮での暮らしは、祈りを捧げる一方で、十二単を身にまとい、都で流行していた貝あわせや盤すごろく、歌を詠んで楽しんだりと雅やかな生活をされていました。
米、大豆、小麦、粟などの穀物、アワビ、カツオ、サケなどの魚介類、海藻類、地元の野菜などを中心に、たくさんのお皿の上に、大盛の料理!斎宮歴史博物館では当時の食事のレプリカはもちろん、斎宮や斎王について詳しく知ることができますよ~♪

幻の宮「斎宮」での、暮らしをのぞきにおでかけしてみてはいかがでしょうか。