10月28日。
娘を友達のお家に預け、夫と私はキャンピングカーで紀伊長島へ。

このステキ古民家で行われたのはなんと、


結婚披露パーティ!
漫画家の一色登希彦さんと、同じく漫画家の元町夏央さん、お二人の人生の門出のお祝いです。
それにしても、古民家でこんな粋な結婚パーティが行われるなんて・・・うーん、素晴らしい。
同じく素晴らしいのが、お料理!
松阪のイタリアン『アヴァンティ』が紀伊長島まで出張して来て、お料理を担当!
ずっと行きたくて、まだ行けていないお店の料理が、まさか、ここでいただけるとは・・・!
二重・三重の喜びです。
というわけで、ここからパーティ料理をご紹介!


ブルスケッタ。
まず、パン自体が美味しいのと、トマトが甘いです。
バジルもフレッシュで香りが濃いい!


鯛のカルパッチョ。
鯛がムチムチで肉厚で、たっぷりとしています。
ルコラもたっぷり、オリーブオイルもたっぷり、味自体は濃くないのに、なんというか豊かな気分になる味わい。
さすが魚の町の魚・・・と思っていたら、こちらの人はあまり白身のお刺身を食べないのだとか。
なんともったいない・・・。


カニのグラタン。
これは、あっという間になくなったほど美味しいです。
カニの出汁が出まくり、逆にベシャメルソースはあっさりしていて、カニの味を引き立てている感じ。
これだけでも、お店まで食べに行く価値はあるな、と思わせる味です。


キッシュ。
これまた、チーズとほうれん草がみっしり入っていて、しかもフッワフワ。
タルト地はなかったっけ・・・とにかく底までふわふわでした。
これと赤ワインでガッツリ飲みたい衝動に駆られました・・・が、ここは結婚披露パーティ。
見苦しい姿をさらすわけには行きません、我慢我慢。


パスタ4種。
メニュ名は分からないので、とりあえず。
左上からZ順で、茄子とチーズのカポナータ風パスタ、明太子と大葉のパスタ、パンチェッタのペペロンチーノ、カルボナーラ。
明太子と大葉のパスタはあっという間になくなってしまい食べられませんでしたが、いただいた3種類は、どれも美味しく、しかも湯気が立っているほど出来立て熱々!
結婚式で、こんなに出来立てのお料理がいただけるとは、びっくりです。
『茄子とチーズの・・・』は、久々に「美味しい!」と感動するトマトソースに、ビックリするほどのトロトロチーズ!
『ペペロンチーノ』は、パンチェッタの塩味が効いていつつも濃すぎず深い旨み。
そして『カルボナーラ』は、今までの、どちらかというと優しい味とは打って変わって、超ガッツリで濃厚!
これこれ、カルボナーラっちゅうたら、生クリーム×卵黄×チーズのハイカロな味が身上ですよ!
・・・と、膝を打ちたいほど、ドストライクでした。
これで終わりかと思ったら、ここからがメイン。


このタマゴ状のもの、何だかわかりますか?
『鮭のムース』です!
ムースにして蒸したというのはわかるのですが、どうしてこの形ができるのか・・・。


この断面!
歯が必要ないほどフワフワで、鮭の味はすれど、臭みは一切なく。
クリームソースがムースの間に入り込み・・・ああ、これは是非、実食していただきたい!


実食していただきたいと言えば、こちらも。
牛肉の赤ワイン煮・・・で良いのかしらん。
ものすごく深いコクと、牛から出た脂の旨味がソースに。


お肉も煮込み煮込まれて繊維がほどけるほど、ホロホロ・・・。
ナイフなんて必要ナッシングです。
赤ワインのソースに、ゴボウが合うのにもビックリ。
が、考えてみると、土手煮やらでそもそもゴボウはこってり味に合うのですね。


プリン・・・と言っていましたが、クレームカラメルと言いたくなる、正当な味わい。
イタリア語ではなんて言うんでしょうね。
・・・今、調べました。
『Budino』と言うらしいですが、あちらでもやはりフランス風に『クレームカラメル』と呼ぶらしいです。
クレームカラメル好きな私にとっては、理想の味そのものでした。


ティラミス。
これはまさに大人向けのお菓子。
エスプレッソが効いていて、まさにフィナーレにぴったりでした。
食べ終わった瞬間に、「これは、何が何でもお店に行かなければ!」と、決意を新たにいたしました。
あ、ちゃんとパーティにも参加しましたよ!(汗)
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
一色さん、元町さん、おめでとうございます[#IMAGE|S16#][#IMAGE|S16#]
末永くお幸せに[#IMAGE|S53#][#IMAGE|S53#][#IMAGE|S53#]