ブログ上では、2008年3月から通い始めて4年・・・。

30回めの『やまき』です。
もちろん、ブログに載っていない、2008年以前にも通っておりますよ。
この日の数日前から天気が荒れており、大将いわく、
「魚があんまり・・・」
でしたが、お刺身以外にも美味しいものはたくさんあるし、まあ軽い気持ちで・・・とお邪魔しました。


Myビヤカップと、突き出し。
塩麹に漬けた蛸が美味し!
ところで最近、東海林さだお氏の文庫発刊ペースがガタ落ちですね。
もう歳なのかしらん・・・寂しい。


マグロのカマ。
このところ、めっきりカマとかカブト焼きが好きです。
こういうところの身ってふかふかで味があるし、箸でほじって探し、思いがけずイイ部分を発見した時の喜びとか・・・。
しかもこのカマ、焼き加減と塩加減が絶妙で、箸が止まりませんでした。
もっともっとほじっていたかった・・・。


『蕎麦生麩蟹あんかけ』。
出汁の風味と蟹の風味が相まって、陶然。
しかも、


蕎麦生麩がパワーアップ!
団子状になりムチムチ度と蕎麦の香りが強く!
さらに素揚げしてあるので、香ばしさも倍増です。
何というか・・・良い奴だけどいまいち地味だった友だちが、一気に垢抜けた感じ。
『出汁×蟹×蕎麦×ムチムチ』で、是非ものの一品となりそう。


『鶏魚(イサキ)の有馬焼』。
イサキの淡泊ながらけっこう濃い味わいの身に、めっぽう山椒の効いているタレが絶妙です。
焼酎を飲んでいるにもかかわらず、白いご飯が欲しくなります。
ちなみに『有馬焼』とは、魚や肉に、山椒を効かせた調味液に漬けて(塗って)焼いたもの。
かつて有馬が山椒の産地だったから付けられた名前だそうです。


通常のm子セット(薩摩軍鶏塩焼+茶碗蒸し+おにぎり×2)を完食した後、足りないと言うので注文した『白魚の天麩羅』。
あり?さつま芋の天麩羅しか見えませんね。


裏からアップ。
前回以上に白魚が大きいです!
関東ではジャコに近い白魚が、10cm以上あります。
それも太ってムチムチ。
通常の白魚だと『風味』を楽しむだけで終わるのが、しっかりとした『身の味』を感じました。


大人用は『白魚と百合根かき揚げ』。
サクサクとした食感に、ムチムチとした白魚の塩気と、ホクホクの百合根の甘味・・・しみじみ美味しいです。
食べ物の表現としては不謹慎かも知れませんが、この白魚と百合根と三つ葉の絡み具合に思わず、大友克洋の『AKIRA』が彷彿としてしまいました。


いつも娘m子が注文しているので、全然食べていなかった『薩摩軍鶏塩焼』を私も注文。
歯応えがスゴイです。
噛もうとする歯を押し返してるほどの弾力、そして旨味。
ちなみに左上は、松阪肉の端っこ。
こりゃまた嬉しいですね。


『万願寺唐辛子』の焼きびたし。
若干枯れてきた私たちには、身体が求めていた一品。
爽やかな苦味とカツブシの旨味のメリハリで、これもまたしみじみ美味しい。
この日は『しみじみ系』だったのかしらん。


〆の『辛味おろし蕎麦』。
『鰻の飯蒸』と散々迷ったのですが、涼味を求めてこちらへ。
冷たいやら、熱々の海老天が美味しいやら・・・胃の腑にするすると収まっていきました。


最後はシャーベット状のトマトのゼリー。
トマトがめちゃめちゃ濃くて、美味しかったです!
冒頭の「軽い気持ち」はどこへやら、この日もガッツリ食べて飲みました。
あ・・・そういえば、この日は人生初の『ツケ』。
この日は土曜日。
コンビニでもお金を引き出せないところが多かったのです。
次回ちゃんとお支払いしますので!!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
※『やまきのおかあちゃんの日記』へ
住所 津市乙部2067
TEL 0120-27-6625
営業時間 17:30~21:30くらい
定休日 日曜日