ラーメン店開拓、第4弾。

阿児町の『なんでんかんでん+花凛島』です。
昨年、『なんでんかんでん』が志摩で開催された一日限りのイベントに参加し、『花凛島』の息子さんと出会ったのがきっかけで、ここでの出店となったそう。
『なんでんかんでん』と言えば、ラーメン黎明期の二十数年前、環七(環状七号線)ラーメンの一店を担い、毎晩大行列を作っていた、東京豚骨ラーメンの草分け。
『環七ラーメン』とは、環七通り沿いに、ラーメンの行列店が集中していたことから、そう呼ばれていたのです。
そしてこの度、『なんでんかんでん』を出店した息子さんは、なんと川崎でスーパーを経営する、私の叔父の友人・・・驚きです。


メニュ。
かなりメニュを絞り込んでいて、潔いです。
半熟卵がないのも、ラーメンの基本の具だけで勝負しようという気持ちがうかがえます。


麺の硬さ、脂の量のチョイスも可能。
店内完全禁煙なのも、非喫煙者にはありがたいです。


デフォの『ラーメン』650円。
海苔には広告など印刷されず、普通でした(笑)
本店はかなり豚骨臭がきつかった気がしますが、こちらは、豚骨のよい香りのみ。
なんというか、かつて知っていた味よりも洗練され、かつ、美味しくなっています!
すごい!進化!


コラーゲンの泡々と、細麺アップ。
麺の硬さ・脂ともにデフォで注文したところ、これがドンピシャ。
味の濃さもギリギリの薄さ。
私はこれで丁度良いですのが、もっと濃い味好きな人には、ラーメンたれが用意されています。
そういった意味で、誰にでも好まれる味です。
そして、私が一番嬉しかったのが、


この薬味群。
三重県内の博多ラーメン店、どこにでもあると思うでしょ?
でも真ん中の『辛子高菜』が!
容赦のない辛さなんですよ!
これが良いのです!
最近では三重県にも美味しい博多ラーメンがどんどん増えているのに、マイルドな辛さの辛子高菜としか出会ったことがなく、ちょっとションボリだったのです。
しかしここなら!
心ゆくまで豚骨と辛さのフュージョンを楽しむことができます!
うわぁ・・・、書いていてもう一度食べに行きたくなってきました。


しかもお会計時に、オープン記念ということで『ケジャン』と『さきイカのキムチ』をいただいてしまいました。
これが両方とも絶品!!!
もったいなくて完食できないでいます。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
なんでんかんでん+花凛島
住所 志摩市阿児町立神111-5
TEL 0599-45-5575
営業時間 11:00〜14:30
       17:30〜22:00
定休日 水曜日