ようやく6月です。
怠け者の自分にバカバカバカ!って気持ちです。

『割烹やまき』でございます。
しょっちゅう外食しているように思われていますが、住まいの環境のため、夜の外食は月に1~2回。
そのほとんどを、ここで楽しんでいます。


先付けは飛ばして『穴子の利休揚げ』。
穴子に擦り白ゴマの衣を付けて揚げた一品。
丸のままのゴマだと風味が強すぎてしまうのを、すりゴマにしたことで、穴子の脂や風味とのバランスが取れています。
秀作と呼びたいですね。
アスパラガスの素揚げが滅法美味しかったです!
素揚げって、簡単なようで難しいんですよね。
衣がない分、しっかり中まで火が通りつつ、瑞々しさを残すさじ加減というか・・・。


間八のカマ焼き。
塩焼きではなく、素焼きに紅葉おろしと自家製ポン酢。
最近夫とともに『カマ焼き』が大好物。
脂が乗っていて、部分部分、味や歯応えに違いがあり、一皿で何度でも楽しめます。
ほじくりながら骨だけになるまで食べつくすのが、正しい作法です。


『キンキの煮付け』
今まで、煮付けを注文したことはほとんどありません。
やっぱり胃と舌が歳を取ってきたんでしょか。
それにしても、やはり『割烹』の仕事です。
甘過ぎず、魚の味を生かした絶妙な味加減。
ちゃんと甘さはあるのです。でも魚の味を邪魔しないし、むしろ日本酒が進む味わい。
最近はビールの後は、日本酒に切り替え。
もっぱら『作』の純米がお気に入りです。


日本酒に切り替わったので、『お造り』をば。
エンガワに、間八、インド鮪、牡丹海老、鰹、鮃。
インド鮪の熟成度合いは言わずもがな。
鰹は今までずっと苦手だったのに、今年の春にこちらでいただいてい以来、大好物に。
あ、でも「鰹が好き」なのではなく、「やまきで出される鰹が好き」なのです。


『アワビの鍬焼き』
お、お、お・・・美味しすぎる!
火の通ったアワビのモッチリ感と貝が持つ旨味、コクのある醤油だれと、バタと・・・!
もはや禁断の木の実を味わっているかのよう。
カエサルもクレオパトラも、これほどの美味は知らなかったろうに・・・とか、錯乱するほど、ホンットに美味しいです!


そしてお馴染みの〆の一品『辛味おろし蕎麦』
冷たい茶蕎麦と熱々の海老天!
この対比が嬉しいです。
いつもありがとうございます!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
割烹やまき
※『やまきのおかあちゃんの日記』へ
住所 津市乙部2067
TEL 059-227-6625
定休日 日曜日