父と姉が来ています。
行くところは、

もちろんお伊勢さんと、


『やまき』でございます。
父も「この店が近くにあったら」と、来るたびに必ず言っています。
姉は、近くにないから、ここまでやって来ます。
それだけ好きです。
比較的頻繁に来られる私に比べると、どうしても回数が少なくなるため、1回で食べる量がすごいです。
あ、突き出しの鱧のお寿司が、いきなり大ヒットでした。


二人のために、予め注文しておいた『牛タンの味噌煮』。
タン元のさしが入った部分が使われていて、とろけるような柔らかさ!
そしてタンの味をさらに高める味噌!
雪のように細やかな白ネギとともに口に入れると、「ご飯くれ~!!」な美味しさ!
しかしてビールにも焼酎にも、日本酒にも合う、魔性の味です。


『アワビの鍬焼き』。
姉、悶絶の逸品。
美味しい!美味しすぎて危険!
火を通すことでムッチムチで旨味が倍増のアワビに、醤油、そしてバタ?
食べ終わるのが惜しすぎて、一切れだけずっと残していたら・・・姉も同じ事をしていました。
夫と父から、「さすが姉妹だなw」と鼻で笑われましたとも。


お造り。
マグロに鰹に金目鯛の湯引きまで!
金目鯛のお刺身バンザイ!
鰹ももちもちであっさりとした旨味!バンザイ!


白魚と百合根の掻き揚げ。
春~初夏の定番。
これはいついただいても外れがないです。
白魚が関東のものよりも大きいのが不思議です。


そして夏の味、『岩牡蠣』!
姉は牡蠣が大好物なのですが、生のを食べて当たること数回・・・。
今回も妹としては心配したのですが、「やまきのは大丈夫!」と。
結果、大丈夫でした。
レモン汁をかけるのも美味しいですが、岩牡蠣は風味が強いので、カクテルソースも合います!
もっともっと食べたかった!


今回も、母オマージュの『白子豆腐』。
これはまろやかで舌触りもよく、定番の一品。
もう一度食べさせてあげたかったな・・・。


店内の黒板の一番端に書かれていた『鱧の梅肉煮』。
字面では想像がつかず、姉と攻めあぐねていたところ、やまちゃんが痺れを切らしたように、
「これ注文せえへんの?」と。
そうまで言われたら食べないわけにいかない・・・と注文したら。
何なん、この美味しさ!!!
画像を見ておわかりのように、冷製なんですよ!
梅肉なんですが、ほとんど酸っぱくなく、爽やか!
よく、鱧には梅肉が添えてあるではありませんか、でもあれって、けっこう味がきついんですよね。
そのきつさを取り去り、爽やかさを残し、さらに鱧を葛仕立てにしてあるので、食感が!
これは大ヒットです!
やまちゃんの自信も、さもありなん。
しかし父と姉は、まだまだ食べます。


キンキの煮付け。
甘すぎず辛すぎず、身の味を生かした味付け。
これまた「ご飯欲しい~!」な一品。


父のリミッターが振りきれたのか、ここに来て『松阪肉塩焼』を!
小さめをお願いしたものの、けっこうな厚さ。
美味しい・・・でもお腹いっぱい!
そもそもこれは組立的に、前半で食べなければ!
でも食べましたよ!
だって適度に脂が落ち、外側がカリカリで美味しいんだもん。


そしてようやく、〆の『鰻の飯蒸し』。
M子的に、どんなにお腹がいっぱいでも外せません。
だって、このふっくら加減、鰻と餅米の一体化ぶり!
たまりませんよ!
さすがの父・姉もこの日はギブアップしていました。
もうちょっとこまめにこっちに来て、こまめにやまきに通おうよ・・・。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
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