うなぎ屋さんの『膳』にほど近い場所に、これまた絶品のうなぎ屋さんがあると聞き、2年以上前からチェックしていました。。

『手づくり工房うまのり』。
来店2〜3日前までの完全予約制。
民家の1階がお店になっている感じです。
撮影している私の後ろには竹林があり、その向こうは清流・宮川が。
お邪魔した2月ほど前に、東海TVの夕方のニュース番組の『極うま隠れ家店』的な特集に出てしまったので、ダメモトと思いつつ、姉が来ている日に予約してみたら、あっさりOK。
拍子抜けしたほどでした。
相変わらず、姉妹共々『食』に関してだけは、引きが強いです。


店内・・・いや、『店』と言うのがはばかられる、くつろげる室内。


実はここ『うまのり』は、地元の製茶農家『中森製茶』さんの経営。
経営というか、調理。
なので、お茶も販売しています。


ついでに竹炭関係も販売。
それだからか、うなぎ屋さんなのに、ほとんどうなぎの匂いがしません。
びっくり。


サービスのほうじ茶が美味しい!
熱すぎずぬるすぎず、ぬる燗よりやや熱めの温度。
濃すぎず薄すぎず、ちょうど良い濃さ。
そして苦味が出ない、香ばしい焙じ加減。
さすがにお茶屋さんです。


おしながき。
基本はこの3品。


メニュにないとは知らずに注文してしまった『白焼き』。
受けてくださってありがとうです。


渾身の接写!
素揚げしたかのような、表面のカリカリ感!
焼いているのに、自分の脂で揚がっちゃっているんですよ!
炭の温度が絶妙だったためか、外カリカリの、中は脂がジュンと滲み出て、身はふわ〜です。
脂がどこまでも甘い!
危険な一品です。


危険といえば、こちらも。
やや、的を絞りきれていない画像で申し訳ないです。


アップで見た『うな重』2500円。
均一に焼けており、焼き目が美しいです。


しつこいと言われようと、さらにドアップ。
焼き目は『膳』に比べて、さらにパリッと。
しかして身が柔らかく、とろけるようで、絶妙なバランスです!
まったく、これっぽっちも臭みがなく、純粋な『うなぎ』の脂の芳しさが口の中に広がります。
そしてタレの旨味が濃いながら、うなぎの味わいの邪魔をしないのです。
寄り添うタレというか。
あまりの美味しさに、姉妹でほぼ無言。
時々、「おお・・・」とか「もうさ・・・」とか言うものの、言葉が続きません。
食べ終わるのが惜しく、減るに従って箸が遅くなったほどでした。
再訪を誓いました。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
手作り工房 うまのり 
住所 度会郡度会町大久保36-1
TEL 0596-62-0412
FAX 0596-62-0460
営業時間 11:00~14:00
     16:00~18:00(要予約)
定休日 水曜日(予約相談可)