まがりなりにも『うまっぷ』と名乗っているのに、元祖『うまっぷ』に掲載されているお店の半分も行っていません。
これではイカンので、今日は鰻dayです。

『うなぎのいとう』です。
新町通りと23号が交差する手前に、ひっそりと佇むお店です。
が、先日東京方面のTV番組で紹介されたらしく、母から「いとうとはどんなお店なのか」と聞かれていたのです。
私も知りません。
なので入店します。
店内は外から見たとおりの広さです。
ラーメン屋チックなカウンターが8席ほどと、4人がけテーブルが2つほどです。
(おそらく)夫婦であろうお二人は、かなり気さく・・・というか陽気なタイプです。
元祖うまっぷに、「店主のノリがすごい、隠れた名(迷?)店」と書かれていましたが、さもありなん。
TVでは、なんでも『極(スペシャル)重』が紹介されていたようです。


鰻2.5匹で4000円。
量的にも予算的にも堪忍してください。
散々逡巡した挙句、津の「鰻の値段は量に比例する」法則にのっとって、現在の空腹度合いにあった品を注文いたします。
おおっとその前に。


このお店では注文を聞いてからさばいて焼くようです。
つまり肝も新鮮なわけで、通常、吸い物に入ってくる肝を焼いて出してくれます。
肝の本体はこってりと、細い部分はカリッとしていて、乙な味です。
酒のアテに最高ですね。
でも、昼なので、グッとこらえます。


『上丼』850円です。
850円ですよ。このボリュームで驚愕のお値段ではありませんか。


『特丼』1300円です。
こちらもかなりボリューミーです。
味は、先日の『初音』とは対照的です。
しっかりと「川魚」を主張する味です。
脂の乗りが良いながらも、川魚の香りと歯ごたえを残しています。
『初音』の舌触りが「ホロリ」なら、こちらは「ムチッ」という感じです。
語彙が少なくて申し訳ありませんが、タレの味なども含めて、本当に対極だったのです。
私たちの鰻を焼いてくださった後。
店主「(焼き場が)暑いから、こっち(風通しの良いほう)で座ってていい?」
奥様「私も座るわ」
お好きにどうぞ~私たちも好きにいただきます。
お二人は楽しげな雑談スタート。
なんだか微笑ましいです。
味としては正直好き嫌いが分かれると思います。
が、ほかにはちょっとない味なので、ハマッたら中毒になるかもしれません。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
うなぎのいと
住所 津市丸ノ内1-3
TEL 059-229-1790
営業時間 11:00~19:00
定休日 無休(元旦のみ)
ちなみに『極重』ではなく『極丼』は1700円。
こちらならtryしても良いかも・・・。