20日ほど前の『隊長日誌』、覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
『「隊長の勝手にうまっぷ」酔いどれヘロヘロ版 』です。
この後、あまりの悔しさに夫婦間で、血で血を洗うような抗争を繰り広げまして。
私の怒りの激しさに恐れをなしたのりとんさんが、急遽連れて来て下さいました。

『馳走や 観』です。
外観を取り忘れたため、翌日改めて撮影してまいりました。
気合入ってます。


イエーイ。
何故かエミちゃんもいます。
のりとんさんが、「M子さんはともかく、何故私がエミさんまでゴチしなきゃなりませんの?」
と言っていますが。
理由は簡単。
バディだからです。
生死を共にする、一心同体だからですよ。
そんなワケでエミちゃん、美味しい物を食べに行く時は、是非M子も一緒に。
と、乾杯しようとした瞬間。


バチッ。
いきなり停電。
ブレーカーが突然落ちました。
( ゚д゚)ハッ!
もしやこれは、「潜りの練習もせんと、毎晩飲み歩きやがって・・・」という師匠の怒りの鉄槌では!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
もうちょっと暖かくなったら、ちゃんと潜りに行きますんで、堪忍してください。


き、気を取り直して、突き出し。
カボチャとイカの・・・なんでしたっけ?
肝っぽい風味。こっくりと濃厚で、いきなり焼酎が欲しくなりますが。


2ℓのビールタワーを注文してしまったので、ビールビール!


お刺身の盛り合わせです。
鯖、平目、蛸、大トロ、イカで雲丹を巻いたん、活海老、海老頭、よこわ、カツオ、鰤です。
鯖・・・美味しいよ、鯖。
イカで雲丹を巻いたのは、口に入れると「ふふ」と笑みが漏れ、噛み締めると「ぐ・・・ぐふふふふ」と怪しい声が零れるほど。
お刺身の大きさが、それぞれの味の濃さというか、脂の乗りに合わせて切られているのが、素晴らしい。


バトルの一因となった、フ・・・フ・・・フ・・・フグの白子。
マジ泣きしたのですよ、私は!
今こそ私の口の中に!
プチッ(皮が破ける音)、とろーん、あっ熱っ!うまっ!
自然界に、この食感とこの味があることが信じられません。
絶対人工物だと思ってしまいます。
と思ってしまうほどの、クリーミーさと濃厚さと、味の深さ。
今度は、嬉しさのあまり視界がぼやけて・・・。


揚げ甘鯛のあんかけ。
これはですね、・・・滅茶苦茶美味しかったです。
素材もさることながら、お出汁がいい味でした。
薄味なのに、旨味がしっかり出ております。
M子天敵のシイタケが入っているのに、臭みを感じず美味しくいただけました。


私の怒りと欲望の源。
ウニとイクラの茶碗蒸し丼。
これが食べたくて食べたくて食べたくて食べたくて食べたくて・・・(以下略)


見てください。
この官能的なルックス。
イクラの塩加減と雲丹の甘味と出汁あんの滋味・・・。
今、これを書きつつ涎が。


今まさに食べている臨場感を。
ご飯にすべての味が染みに染み渡り、凝縮されています。
酒の肴でありつつ、主食でありつつ、主菜の貫禄もあり。
食の好みは人それぞれとは重々承知と知りつつも言い切りたい。
M子にとっての至福の味です。


フグの焼き物。
これは・・・有終の美というか・・・フグの底力というか・・・。
フグって何故、口に入れた瞬間は淡白なのに、どんどん味が出てくるのでしょう。
噛めば噛むほど味が染み出してくるので、いつまで経っても飲み込めないほどです。
しかし身はあくまでも柔らかく。
また、皮と身の間から旨味がじわじわと出て来るのですよ。
くはあぁぁぁ・・・。
全部美味しかった・・・。
恨みつらみは全て忘れ果てました。
のりとんさん、ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
今度はM子が腕によりをかけてご馳走いたします!
しかし、まだ飲み歩きは続くのでした。

馳走や 観

住所 津市乙部16-16
TEL 059-228-1416 (フリーダイヤル 0120-28-1416)
営業時間 16:00~24:00(LO23:00 )
定休日 日曜日