M子の夏。
ラーメンの夏。


先日からラーメン続き。
どうやら、体が求めている様子。
ほとんど汗が出ず、いきなり熱中症でぶっ倒れるのが常なM子ですが。
そうですか。
塩分が足りませんか。
そして今日もまた・・・。

5/1にオープンした『闘魂ラーメン 晴れる屋』です。
実はオープン前の、店舗建設中から狙っていました。
新聞折込の『kujira PLUS』によると、
「津にいながら日本全国のラーメンが食べられる」とのこと。
『スープの種類が多ければ多いほど、味のクオリティが下がる』と言ったのは池波正太郎・・・ではなく、M子です。
すみません。
小さな胸に、期待と不安が錯綜しております。


お店の敷地内に、異次元的光景。
カレラと豚ちゃんと鶏(チャボ?)ちゃんが共存しているのです。


メッチャ不思議かつ微妙な空間・・・。
衛生面とかちょっと心配になりました。
が、私はお店を信じます!
それよりも某アトミックボーイに、思わずぼかしを入れてしまいました。


ずずいっとメニュ。
全国網羅・・・とはいかないものの、なかなか多地方に渡っていますね。
家系があるのは、神奈川出身の私にとって嬉しいところ。


『手づくり餃子』は、私が見ている前で、実際手作っていました。なので間違いないです。
あと、店内に張り紙がやたら多いです。
期間限定メニュとか、一口アドバイスとか。
ますます不安が募りつつも、見ているとだんだん楽しくなってまいります。


『六厘舎』のお取り寄せつけ麺を食して以来、つけ麺フリークなm子注文の『つけ麺 温・冷2種たれ付』880円。
デフォで付けダレが2種類付いて来るのは、初めてです。
しかもこの付けダレ、両方ともなかなか。
一つは豚骨ベースに魚介スープをプラスし、やや酸味を利かせた熱々汁。
もう片方は、ピリカラゴマダレで、冷え冷え。
麺は『つけ麺』の定番とも言うべき、幅広の平打ち麺。
ツルシコッと喉越しがよく、m子食べ進めることしきり。
しかもしかも。
店内張り紙に『チャーシューは注文をいただいてから切って炙ります』と書かれているように、ちゃんと炙った香りがするのです。これにはビックリいたしました。


夫注文の『博多ラーメン』680円。
一番人気だそうです。
ルックスは、正しき博多ラーメンの姿。
麺は先ほどのつけ麺とは打って変わって、博多ラーメン特有の極細(よりもやや太でした)ストレート麺。
もちろん固めです。
スープもかなり博多っぽいです。が、なぜか胡麻油の香りがやや強く感じられたような・・・。


M子注文の『晴れる屋ラーメン』780円。
私は一見のお店では、大抵の場合、その店の名を冠したメニュを注文すると決めています。
だって、自信があるということでしょう。
スープは店主に伺ったところ、「醤油味で、豚骨と鶏ガラと魚介、それぞれのスープを合わせたトリプルスープ」とのこと。
一口飲んでみると・・・豚骨が突出しています。
な~んだ、普通の豚骨醤油か・・と思いつつ、夫の博多ラーメンを一口すすってから、また『晴れる屋ラーメン』に戻ると・・・。
おお、鶏の味がする!
カツオの味もする!
確かにトリプルです。
そして麺はスープの絡みやすい縮れ麺。
三種類のラーメンを注文して、麺まで全部違うものが出てきたのは初めてです。
しかもちゃんとスープに合った麺になっているし。
感心いたしました。
夫は、やや衛生面での不安が払拭できないようでしたが、私個人は、結構満足でした。
今度は『宮城吟醸味噌ラーメン』を食べてみたいな~、なんて。
あと気になったのがコレ。


『芸濃タベテコラーメン』・・・2番人気だそうですが、一体どんなラーメンなの?
『どんぶりの底に当たりが出たら、餃子サービス券』・・・実際、M子一家が在店中も2名のお客様が当たってました。
子供のm子は、「パパとママも飲み干してよ~!!」と。
いや、さすがに塩分過多ですから。
しかし底を見ずに店を出たのは、後ろ袖を引かれまくりでした・・・。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
闘魂ラーメン 晴れる屋
住所 津市芸濃町椋本3660-2
TEL 059-265-6668
営業時間 11:00~14:30
       17:00~21:00(スープなくなり次第終了)
定休日 年中無休
※開店当初の口コミ(ブログ等)を見ると、接客や店内環境などで大変評判が悪かったようですが、M子訪問時は逆に、私たちにも愛想良く、厨房も和気藹々としていました。
 この短期間で、何か(もしくは何が)あったのでしょうか・・・。