三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2017年11月26日放送

津市河芸町で地元産の米や野菜を使ったお弁当やお惣菜の加工・販売に取り組む『旬彩工房にぎやか畑』!
地元の主婦ら5名が「河芸特産品開発研究会」として、地元に新しくOPENを控えていた「道の駅津かわげ」で販売する為の特産品の開発に5年間をかけて取り組み、昨年、施設のOPENを迎えました!

基本情報はこちら/div>

津市の『道の駅 津かわげ』で、11月に発売されたばかりの新商品がこちら!
『鰆すし』1500円!
なんと市長太鼓判だそうです!

 

そんな『鰆すし』を製造・販売しているのが、『道の駅 津かわげ』から歩いて10分ほどの『旬彩工房にぎやか畑』。
朝7時前だというのに、活気に満ちています!

 

代表の中川晴美さんに、『にぎやか畑』の活動のきっかけをお聞きしました。

「『旬彩工房にぎやか畑』は『河芸特産品開発研究会』として活動を開始し、津市からの委託で昨年4月にオープンした『道の駅 津かわげ』で販売する特産品の開発に取り組み、開駅と同時にこの工房を開設しました」

 

食材は地元・河芸町の『南黒田米』をはじめ、地元農家で育てられた野菜を中心に使用。
鰆すしには津近郊で水揚げされた新鮮な鰆を使っています。

 

まずはすでに大人気の『にぎやか弁当』の巻き寿司作り!
すし飯の赤い着色にはロシア料理『ボルシチ』にも使われる、色鮮やかな野菜『ビーツ』を、黄色い着色には自家栽培の『クチナシ』を使っているそうです。
とっても具だくさんで、『道の駅 津かわげ』のお客さんにも大好評!

 

こちらでは新製品の『鰆すし』作り。
ものすごい身の厚さです!
鰆は『旬彩工房にぎやか畑』とタッグを組んだ水産会社『山善水産』からの提供。
日本海を回遊してきて脂の乗った旬の鰆が伊勢湾で手に入るので、それをお寿司にしてみたら・・・と開発したのが、『鰆すし』を作ったきっかけでした。

 

「みんなと一緒に楽しくできて、美味しいものをみなさんにお届けできるのがいいですね。
イベントなどで朝早くから出なきゃならない時は、家族に主婦の仕事も手伝ってもらったりしています。
家族の協力があっての活動です」

「毎日来るところがあるということが最高です。
ここでばぁーっとみんなに聞いてもらうと、もうそれだけで元気になって帰っていける場所があるということが嬉しいです!」

と、メンバーの須田照子さんと行方幸子さん。

 

できたお弁当は現在『道の駅 津かわげ』と、同じく津市内にある農産物直売所の『朝津味(あさつみ)』に納品しています。

「鰆すし、到着しました、いかがですか〜」

店頭にお弁当が並ぶやいなや、大人気! 
連日完売だそうです。
『鰆すし』は12月末までの限定商品ですよ!

 

『鰆すし』の評判を、『道の駅 津かわげ』の副駅長、箕輪太希さんにお聞きしました。

「開駅当初からある『にぎやか弁当』が大人気なので、『にぎやか畑』さんの名前はすでに地元の人にも知られていました。
『にぎやか畑』さんのお弁当だから信頼できるし、見た目のインパクトやボリューム感もすごい、さらに一度食べたら忘れられなくなると、すでにリピーターさんもいます」

大好評のようですね!

 

行方さんの畑では、道の駅などに出荷をする白菜が旬を迎えていました。
もちろんお弁当にも使っています。
工房ではビーツやクチナシ、わさび菜など、自分たちで作れるものはすべて作ろうという心意気。
大豆も作り、道の駅に出荷しています。

 

こだわりのお米も農家さんの元で大切に保管されています。
なくなる1日、2日前に開けてもらい、出してもらっているので、美味しさそのままです。

「粘土質で、とてもお米を作りにくい田んぼなんですが、その分、粘りがあり美味しいお米です。
評判も良いそうで、私としても嬉しいです」

 

お弁当の製造、納品、そして明日の準備も終わって、ようやく打ち合わせを兼ねたお昼ごはん。
メンバーお手製の「まかない」を食べながら、わいわいガヤガヤ。
こうしたコミュニケーションの時間が、元気の源です。

『旬彩工房にぎやか畑』では、イベントへの出店情報など、インターネットでも元気に情報発信しています。
詳しくはFacebookページをごらんください!