熊野古道自然学校「探鳥会~身近な野鳥を学ぼう!」@山崎運動公園

■開催日時

2018年5月12日(土)10時00分~12時00分
※※雨天の場合5月13日(日)に順延

■開催場所

山崎運動公園(熊野市有馬町山崎)

■内容

三重県立熊野古道センターでは熊野古道周辺の自然や植物、生きものについて学ぶ熊野古道自然学校を定期的に開催しています。 平成30年度の第1回目は、野鳥の名前やその生態について学ぶ探鳥会を行います。紀伊半島南東部は黒潮の影響で年平均気温約17度、年間降水量約3,000㎜と温暖多雨な自然環境のもと、多様な生物がみられる地域です。特に東紀州地域は、リアス式海岸および長い浜辺を有する沿岸部から、背後の紀伊山地まで約10㎞しかなく、その間に様々な生息環境が形成され、そこで見られる留鳥、渡り鳥、漂鳥は45科156種といわれます。今回の探鳥会は、熊野市有馬の山崎運動公園周辺で、私たち人間の生活圏で身近に見られる野鳥を観察します。一年を通して見られる留鳥のサギ類、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ホオジロなど、夏鳥として渡ってくるオオヨシキリやツバメなどを対象に観察し、特に翡翠色を帯び「川の宝石」といわれるカワセミの個体数が多いことで知られ、その生態について学びます。適度に人間の手が加えられ、適正な維持管理がはかられている身近な自然環境に生息する野鳥を知り、人と自然との関わりについて理解を深めます。

【スケジュール】
09時30分 受付(現地にて)
10時00分 オリエンテーション
10時10分 探鳥会 開始
11時45分 とりあわせ
12時00分 終了

【料  金】500円(保険料・資料代含む)
【定  員】20名(要申込・応募多数の場合抽選)
【講  師】中井節二氏(日本野鳥の会三重)
【申込期間】平成30年4月12日(水)~5月11日(金)午後5時まで