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こんなことに取り組んでいます!

組子とは、釘を使わずに木を組み付ける技術のこと。
古く室町時代に書院造りとともに発展したとされ、窓、障子などの建具や欄間の格子などにほどこされる日本の伝統技法のひとつです。
一本の材木からわずか1.5ミリの木片に切り分け、切り込みやほぞ(木材を接合するための突起)を施して組み合わせ意匠(模様)を作り出します。
それが用いられた建具が「組子物」。ひとつの意匠に10万個以上の木片が使われることもあり、そのひとつひとつはすべて職人の手作業で組み上げられます。
また、意匠の種類は数百種類にもおよび、それらの組み合わせにより美しく個性的な建具が生まれるのです。
私たちが得意とするのは、組子物の建具。
伝統の意匠はもちろん、独自に考案したオリジナル意匠をふんだんに用いたデザイン建具は高い評価を得ています。
一般住宅をはじめ、寺社、料亭などにも「指勘建具」が用いられ、日本情緒とモダンが融合した趣ある空間を演出しています。