三重テレビ「ハッピー!エコCUTE」2012年2月11日放送

地域の名産品『蛤』を使った作品づくりで、地域を活性化!
東日本大震災ので被災した方の仮設住宅にも訪れ、『蛤雛』を手渡しました!

今回は桑名市の駅前商店街で、桑名の特産品『蛤』を使ったお雛様を作っているグループにお邪魔しました。


『ぐるーぷマダム寿々』のみなさんです!
『ぐるーぷマダム寿々』は、桑名駅前の商店街の発展を目的に、1999年、桑名駅前の商店街のおかみさんたちで結成し、現在のメンバーは13人。
特産品の蛤を使った『蛤雛』や携帯ストラップ、におい袋ならぬ『におい貝』などを製作・販売しているんですよ。


皆さんが作っている『蛤雛』と『蛤の携帯ストラップ』の完成品がこちら。
とっても可愛らしいです!
『蛤雛』は大きすぎると可愛らしくないということで、幅10㎝くらいのものを使用しています。
それにしてもなぜ、『蛤』を使おうと思ったのか…その理由を、代表の松岡幸子さんにお聞きしました。


松岡「桑名は蛤が名産なので、その貝をリサイクルというか、再利用するのに丁度良いのでは、と思ったんです。さらにこの活動が地域の活性化につながれば、と」


蛤は地元の赤須賀漁港の貝屋さんから調達。
布も出来るだけ地元のものを使うように心がけているそうですが、たくさんの違った柄の布を探してくるのは大変だとか。


そして今年(2012年)1月16・17日には、松岡さんたち5人が、東日本大震災で被災した仙台市若林地区の仮設住宅を訪問。
「少しでも癒しになれば」と、200組の『蛤雛』を手渡しました。
また現地の仮設住宅で、貝殻を使ったひな人形作りの体験教室も行いました。
こうした心の支援も、大切なことですよね。


『ぐるーぷマダム寿々』は、今後もさらに、蛤を使った桑名の知名度アップを目指し、和と輪をもって、少しでも地域社会に貢献できれば…と考えているそうです。

今後も、桑名の名産品を使ったモノ作りで、桑名市をどんどん活性化してゲンキにしていってください!