企画展「英国自動人形展オートマタ・アナログの美」記念講演会

■開催日時

2018年8月19日(日)午後2時~

■内容

オートマタとは西洋のからくり人形のことで、それらは木材・紙・針金・真鍮など身近な素材を用いつつ、高度な技術によって生み出されます。なかでもイギリスの作家ポール・スプーナー(1948~)は現代を代表するオートマタ作家として活躍し、世界的に高い評価を受けています。彼の作品は、皮肉やユーモアをこめた日常の不条理がテーマとなっており、愛嬌ある見た目とは裏腹に深いテーマ性を秘めています。そしてオートマタの仕組みは一見単純に見えますが、実はその仕組みがスムーズに機能すること自体が一つの奇跡と言えます。記念講演会にぜひ、お越しください。

【講師】橋爪宏治氏(現代玩具博物館・館長)