第4回「さいくう西脇殿歴史フォーラム」

■開催日時

平成31年1月19日(土) 13時30分から15時30分まで
※受付開始は13時から

■開催場所

「さいくう平安の杜」西脇殿(多気郡明和町斎宮2800番地)
【会場への交通】
・電車でお越しの場合
近鉄斎宮駅 史跡公園口下車、右側(伊勢側)にむかって徒歩3分
・お車でお越しの場合
伊勢自動車道玉城ICより車で約20分、松阪・伊勢市内より車で約30分
※史跡公園「さいくう平安の杜」東側の臨時駐車場、あるいは北側の「いつきのみや地域交流センター」の駐車場をご利用ください。

■内容

平安時代はじめの斎宮の中心的な施設である「寮庁(りょうちょう)」の様子を、発掘や文献研究の成果から再現した「さいくう平安の杜」には、復元された3棟の建物があります。斎宮歴史博物館では、復元建物のひとつ「西脇殿」で、斎宮やこの地域の歴史や文化を感じ、学ぶことができる、5回にわたる講座・シンポジウム「さいくう西脇殿歴史フォーラム」を6月から開催しています。第4回は、飛鳥時代の斎王・大来皇女(おおくのこうじょ)とそれ以前の斎王について、そして平安時代の斎王とその父についてご紹介します。

【内 容】
・「大来皇女と伝承の斎王たち」      
<講師>船越重伸(斎宮歴史博物館)
天武天皇の皇女・大来皇女は、実在が確認できる最初の斎王です。また、大来皇女の前には、伊勢神宮の成立と深く関わる倭姫(やまとひめ)をはじめとする9名の斎王がいたと伝わっています。この伝承の斎王たちと大来皇女を『日本書紀』などの歴史史料からたどります。
・「平安時代の父親~斎王とその父~」   
<講師>角正芳浩(斎宮歴史博物館)
平安時代の貴族社会では、子育ては主に母親やその両親の役割でした。しかし、父親が子どもに無関心だったというわけでは決してありません。幼いわが子を斎王として遠い伊勢の地へ送りださなければならなかった父親。その姿を、つらく切ない別れの場面などから紹介し、平安時代の父親について考えます。
【参加方法】事前申込不要・当日会場先着100名
【参加費】無料
【問合せ先】 
斎宮歴史博物館 調査研究課「さいくう西脇殿歴史フォーラム」係
住所:〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503番地
電話:0596-52-3800(代表) FAX:0596-52-3724