『ミエてくる』2019年9月1日

女性の願いを1つずつ叶えてくれる石神さん(神明神社)に月参りをしました!

まずは、御本殿の神明神社に参拝します。

 

神明神社の御神前に近づくと、初めて見るものが目に飛び込んできました。「日本で二番目?に大きな おみくじ」

 

早速、おみくじを引いてみました。
おみくじは、吉凶に一喜一憂せずです。「夏草の 茂れるなかに 咲く花の 淡くほのかに 朝明けにけり」という、葉月に相応しい和歌が書かれていました。「事業:御加護を受け成功する」「吉数:二と八」・・・おみくじで元気をいただきました。
宮司様がいらっしゃったので、「日本で二番目?に大きな おみくじ」について伺うことができました。
令和元年8月13日に設置されたそうです。
宮司様から「熊野の那智大社に、大きさ日本一と言われるおみくじがある。そのおみくじの長さは、133cm(那智の滝の落差133mに由来)。神明神社のおみくじは、132cm。
那智大社と同じ長さでは畏れ多いので、1cm短くした(笑)。だから、日本で二番目?(笑)」と、おみくじの秘密を楽しく教えていただきました。

 

石神さんの参拝を終え、界隈を散策しながら休憩できるお店を探していると、梵潮寺(約700年前、後醍醐天皇の勅願により建てられた名刹)の参道の入口近くに、「海女さんの店 うえむら」を発見!

 

お店の名前のとおり、現役の海女さんの上村さんがお店の切り盛りをされています。

 

ポスターの船の中央で蛸を持つ女性が上村さんです。
「すべて自家製」がお店のコンセプトだそうです。
店内には、上村さんが採られた海産物を中心にオリジナルの商品が並んでいます。
驚いたのは、お店の建物まで自家製ということ。
上村さんのご主人様が建てられたそうです。

 

「あらめ」「めかぶ」「わかめ」「ひじき」「あおさ」などがありますが、上村さんによると、一番人気は「あおさ」とのこと。

 

へぎもちは、色などを練り込んで乾かしたお餅を油で揚げたおかき。
海女さんが携行食として海に持参し、お腹が空いた時に食べるのだそうです。
サクサクの食感で、食べると口の中に香ばしさが広がります。とても美味しいお菓子です。

 

お店の中は、「海女カフェ」がありました。

 

「ところてんアイス」を注文して、参拝後の休憩タイム!

上村さんから、相差のところてんは甘いきな粉をかけて食べるスイーツなのよ、と教えていただきました。
相差産のテングサを炊いたものを何度も濾して、冷やして作るのだそうです。
一般的なところてんでもなく、寒天とも違う、冷たくプルプルとした食感で、とても美味しいです。
素材にこだわって、手間をかけて、お茶までついて、300円は、お値打ちです。

 

テイクアウトもできるそうです。

日本で二番目?に大きな「おみくじ」と、こだわり素材の「ところてんスイーツ」で、心も体もエネルギー満タンになりました。